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気軽に写真展を

写真展はこうやって始まった 

 写真を撮っていると、いつかは写真展をやってみたいと思うんじゃないかな。でも、個展はハードルが高い。だから、何人かで始めるのがオススメ。予算も少なくて済むし、それぞれが知り合いに声をかけるので集客力もアップする。 

 写真展に対してアンテナを張るようになると、世の中では写真展を結構やっているのに気づく。
  プロの写真家はもちろんだけど、アマチュアも結構やっている。 例えば、写真教室の生徒たちで、写真仲間たちで、というように。 写真展というと写真家がするもんだと勝手に思い込んでいたけど、みんな気軽にやっている気がする。

  2018年はじめ、カメラ仲間が栃木で写真展やりませんかと声を上げた。 私はノリでやりましょうとのっかった。当時のカメラ仲間のグループにも声をかけることになり、写真展をやる運びになった。
  声を上げた人以外は写真展未経験。みんな戸惑いながらも、各々のスタイルで展示を完成させた。それぞれが得意ジャンルの作品を展示。花、風景、ポートレートなど。

  テーマはそれぞれで統一したものではないけれど、逆に飽きなくて楽しい。観に来てくれた人たちとは楽しい写真トーク。つい熱が入ってしまう笑。でも、こういう交流が大事で、写真展の魅力の一つ。これは、後に私が考えた写真展の目的の一つ、「写真展を通じたコミュニケーションの場づくり。」にもつながる。 

新たな写真展へ 

 2019年、前年に写真展をやったカメラ仲間のグループは既に自然消滅しつつあった。 その頃、まだつながりのあったカメラ仲間たちに声をかけ、またその知り合いに声をかける形でメンバーを集い、写真展開催に向けて動き出した。 
 今回は写真グループというより、つながりの中で集まったメンバー。特定のイメージのない写真展のネーミングが必要だと思った。 いろいろ出た案の中から、賛成多数で選ばれた結果、写真展shareというネーミングになった。 なんか、今っぽくていいでしょ笑。 このネーミング、写真展の目的、「作品を通じて、作品、写真への思いを共有する。」に通じるなぁと感じた。 

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 この年の写真展には、20歳前から50歳代までと、幅広い年齢層のカメラマンが参加した。これは、とても素敵なことだと思う。写真を通じていろいろな年齢層の人たちが交流できる。それぞれが、それぞれの被写体を、それぞれのテイストで表現する。そして、お互いにリスペクトする。なかなかない世界だと思う。

 2020年、新しい形の写真展 

 今年のスタートは早かった。コロナ禍という言葉が日本に生まれる前に、メンバーはだいたい決まっていた。けれども、顔合わせの日程を決めようとしていた矢先に、感染が徐々に広がり始めていた。そういうこともあって、どうするか様子見をしていた。
  開催をどうしようかと悩んでいたけれど、自分の考えだけでは決められないと思い、リモートで顔合わせをした。そうしたら、出展者の出展意欲が割とあったので、写真展を開催することにした。 ただ、まだ中止になることも想定して、リモートでの写真展も同時に進めることにした。

 このnoteを始めたのも、そういった理由から。 このnoteに写真だけではなく、出展者の声を動画で載せる予定。オフラインの写真展は、直前までどうなるかは分からないけど、準備はしていきたいと思う。 

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