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印ありと無印との戦い

無印良品という会社がある。商業テナントでもよく見かけるし,実際に購入した人も多いのではないだろうか。

カフェもあるそうで。

自身も無印良品の商品を購入して実際に使っているものが多い。出張用ボストンバッグ,メモ帳,シャンプー類を入れる小さな容器など,出張時に重宝している。

そんな無印良品のコンセプト。少し覗いてみると

無印良品が目指しているのは「これがいい」ではなく「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくこと。つまり「が」ではなく「で」なのです。しかしながら「で」にもレベルがあります。無印良品はこの「で」のレベルをできるだけ高い水準に掲げることを目指します。

https://www.muji.net/message/future.html
無印良品からのメッセージ

そういうことと仰る。要は「ブランドをかがげなくてもレベルアップした良い商品を顧客に提供」ということなのかと。そう「商品そのもののレベルアップ」が重要な訳である。「◯◯という会社が製造したから買う!」ではなく「この商品が良いから買う!」である。

そのものがどうなのか!が重要な訳である。

ここまで無印良品の宣伝みたいになってしまったのであるが、ここからが本題。

採用試験でも

「(難易度が高い)◯◯大学の☆☆です!」
「○○という事務所に所属して☆☆という番組で経験を積んで御社を受けに来ました!」
「他には○○というコンテストでグランプリになりました!」

といったアピールをしている人が例年多いのであるが「その人の本質」をアピールしていないのではないか?といつも思う。

本質って何なのか?と思うかもであるが、過去記事で散々述べてきたので割愛。

現在、私たちの生活を取り巻く商品のあり方は二極化しているようです。ひとつは新奇な素材の用法や目をひく造形で独自性を競う商品群。希少性を演出し、ブランドとしての評価を高め、高価格を歓迎するファン層をつくり出していく方向です。もうひとつは極限まで価格を下げていく方向。最も安い素材を使い、生産プロセスをぎりぎりまで簡略化し、労働力の安い国で生産することで生まれる商品群です。
 無印良品はそのいずれでもありません。当初はノーデザインを目指しましたが、創造性の省略は優れた製品につながらないことを学びました。最適な素材と製法、そして形を模索しながら、無印良品は「素」を旨とする究極のデザインを目指します。

https://www.muji.net/message/future.html
無印良品からのメッセージ

「素」を旨とする究極のデザインを目指します。

「素」を旨とする,そのもの「本質」を向上!ということである。

事務所に入った、メディアに出た!などの結果どうこうというよりも、本質を上げることが選考試験でも重要なことではないのかな?と。

いやいや、事務所所属が有利なんでしょ?という人用にサンプル事例。

とある年の某キー局アナウンサー選考試験。最終面接進出メンバーは

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