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2024年8月1日
この日は一日中空が晴れていたので、お客様2名と星の写真を撮りにキゴ山へ向かいました。

女性の方はPentax K-1 Markiiを使ったアストロトレーサー追尾撮影
白いワイシャツの方は高校1年生でケンコーのスカイメモSによるノータッチガイド(初挑戦 当店で購入いただきました)

天の川が見えるね

この日は天の川が肉眼で見えました。
学生さんは天文の知識がありませんでしたが、星を撮りたいということでスカイメモを購入いただきました。現地についたのが20時30分。
私は肉眼で天の川を見つけることができましたが、学生さんは分からなかったようです。暗順応させるために目を閉じて1分ほど目慣らしをしてもらいましたが、まだわからず・・・。
天の川が伸びている方向を教えるとようやくわかったようです。
"観る眼"が備わっていなかったのですね。今後は大丈夫でしょう。
女性の方は慣れたように天の川の撮影を行っておりました。流石。

一応アンドロメダ銀河

この日のメインは天体の位置を教えて撮影することに重きを置いていました。赤道儀の仕組みもついでに教えました。教えることに一所懸命でしたので私の写真はほとんどありません。
北極星の見つけ方を教えようにもカシオペア座や北斗七星もわからなかったため木を目印に教えました。
そして暗い中、スカイメモの極軸望遠鏡のレチクルの中心に北極星を合わせてスイッチオン。
学生さんがすごかったのはレチクルにちゃんと中心を合わせられたことです。暗い中、黒いクロスヘアでよく合わせられましたね。

EF50mmf1.8にて

適当に撮影した結果、周辺光量落ちや非点収差や色収差が発生しています。
今回は私自身はこれくらいの写真しかありませんでしたが、学生さんにノウハウを教えることができたし3人で楽しくラーメンを作って食べました。

星の撮影は待つことが多いので、話をしたり、ご飯を食べたり、割とゆっくりとした時間を過ごすことができます。(メシエマラソンや本気の観望の場合は過酷ですが)。

すたーだすとしぇいくはんど

ポートレートも撮ろうかということで素敵なお洋服を着てきてくれましたが、教えることに時間がかかったため、帰る直前にで適当に撮った写真。
感度12800 f5.6 焦点距離12mm EOS5DMK4にて。

謎の3人衆

星は、通常のカメラの使用方法とは全く異なるため、良い経験になります。
ぜひご自身のカメラにマニュアルモードがある場合は三脚とレリーズケーブルをもって暗闇に行ってみてはいかがでしょうか。

それではまた次回まで

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