コードの決め方

雑談

本を読んでいたら乗り過ごしてしまった

ちょっと集中しすぎて、降りる駅で気付きませんでした。ということで、適当に電車を降りて、ふらっと入ったスタバでフレーズを埋めたり、コードを入れたりしています。同時にコレを書いています。

実はスタバで作曲することはよくあります。BGMが流れているから邪魔になりそうなものですが、あまり影響はないようです。

そういえば、たまたまBGMのフレーズが作っている曲とハモったので似たようなフレーズが追加できた、のようなこともありました。

場所を変えると何となくできる曲が違うような気がします。雰囲気は精神活動に影響します。気分は重要なのです。

コードをどうやって選ぶか

入門的なコード理論も知らないし、和声学のような本格的な話になると全く知識がありません。とはいっても、フォークやロックのギターは結構弾いたので(下手ですが)、それなりにコードは知っているし、定番のコード進行は体が覚えています。流石にその程度はないと作曲は難しいような気がします。

理論なしで作曲、編曲する方法は実に簡単です。実際に音を出してみて、良ければ残し、違和感があったら修正する、それを繰り返すだけです。

コードもそうです。まず単音のメロディー、ベースライン的なものを作っておいて、そこに別の音を重ねてみる、違和感があれば試しに半音ずらしてみて、よい方を採用する、のような作業を繰り返します。

例えば「あなたが」の1番が終わった後のエレピの間奏(0:47~)のコードは、この方法で作ったものです。

(fig.1) 「あなたが」間奏のコード

このコードは一番高い音のフレーズを最初に作っておいて、残りの音を後から追加して作りました。作った時点でコードが何なのかは理解していません。一度調べたのですが、忘れたので今も把握していません。ただ、Studio One のコード表示には sus2 という見慣れないものが出ていたのを覚えています。

ちなみに、「あなたが」にはいろいろ思惑があって、書き始めると長くなるので、またの機会に紹介したいと思います。

余談

「あなたが」はスタバで打ち込み始めた

この曲も最初の打ち込みはスタバの中です。確か初詣の後です。何となく思い浮かんでギターのパートを店内で打ち込みました。この曲は1番のギターがそのまま3回繰り返されているので、1時間程度でギターパートは完成しています。ベロシティの調整をしていないので、完成というよりも未完成で公開した感じです。

コードを決める時は、だいたいなんとなくで決めます。コード理論や和声学を勉強すると、この次にこのコードはよくないとか、和声的にこれは禁止とか、そのような話が出てきそうな気がするので、今は、意図的に理論を学ばないようにしています。

進行がよくないと言われてしまうと、何か先入観みたいなのが脳内に入り込むような気がして、それが嫌なのです。理論よりも自分の感覚を優先した方が、あたりまえではないモノが出来るはずです。この「あたりまえでない」というのは案外重要で、面白さの原動力になるのではないかと考えています。だって、あたりまえだと面白くないでしょう。

3番の歌詞がない

「あなたが」のギターの話は、最初「1番、3番、4番のギターは同じもの」と書いていました。この歌は作者の頭の中では1番から4番まであることになっています。ただし、3番は歌詞が1文字もありません。常識的に考えたら3番は歌ではなく間奏というモノです。私に常識は通用しません。

ということで「3回繰り返されている」という表現に修正してごまかしています。

4という数字にこだわっているのは、歌詞が起承転結のパターンになっているからです。転のところは何があったのか勝手に想像してくれ、ということです。

VocaloxU って何?

オリジナル曲に歌が入っているものは、VocaloxUというクレジット(?)を入れています。U というのはかなり前から架空の人工知能的な存在で、いろんな所で書いた文章に出てくる謎の知性体なのですが、Uがボカロを使って歌っているという想定で、Vocaloid+U = VocaloxU なのです。(+ というアルファベットがないので x になっていますが)

その実態【謎】ですが、今のところ AI HARKUA のメインボーカルに初音ミクのコーラスの形式が多いです。ボカロっぽく歌わせようという話は秒で挫折したので、今のところ声の調整はほぼ何もしていません。

ちなみに、なぜ「U」なのかというと、最初の頃、PC-286U というパソコンを使っていたからです。

ただし、この名前はかなり本気で「気に入っていない」ので、何かいい名前があれば速攻で変更します(笑)。

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