日経平均110円安も値上がり銘柄多い

20日(水)の日経平均は
前日比110円安
28,523円
と下落しました


19日(火)のNYダウは
116ドル高
30,930ドル
と上昇しました
イエレン次期財務長官(前FRB=連邦準備理事会議長)が
大規模な景気対策に積極的な姿勢を示したことから
米国景気の回復期待が再度高まりました
原油先物相場上昇により
景気回復による石油需要増大が意識されたことも
株式を買う動きを強めました


日経平均は
上昇して始まったものの
イエレン氏の姿勢は
既に前日の東京株式市場に織り込まれているとの見方が強く
短期的な利益確定と見られる売りが優勢となりました
NYダウ先物が前日の現物終値に対し下落したことも
東京市場の買い控えの一因となったようです
バイデン新大統領の就任式を控え
ワシントンでは警戒態勢が敷かれていることから
株式市場は様子見気分が強まりました
ただ
日米ともに10~12月決算は
総じて改善傾向を示すとの期待から
株式を買う動きも根強く
東証1部の値上がり銘柄数(1,100銘柄)は
値下がり数(993)を上回りました
TDK<6762>
アドバンテスト<6857>
が2013年以降の高値を更新しました

日経ジャスダック平均は
7円高
3,798円
と3日連続で上昇しました
田岡化学<4113>(樹脂・電子材料・医農薬中間体製造)
IDOM<7599>(中古車買い取り販売、旧ガリバー)
前週好決算を発表した
パシフィックネット<3021>(パソコンのレンタル・保守管理)
が大幅に上昇しました
田岡化学
パシフィックネット
が上場来高値を更新しました

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