日経平均週間では113円下落､月間では1408円上昇

週末２９日（金）の日経平均は
前日比１３円安
２７，８０１円
と３日ぶりに下落しました

２８日（木）のＮＹダウは
３３２ドル高
３２，５２９ドル
と前日に続き大幅に上昇しました
この日発表された
４～６月の実質国内総生産（ＧＤＰ）が
２四半期連続で前四半期比マイナスとなりました
景気悪化により
ＦＲＢ（連邦準備理事会）による利上げが今後緩やかになる可能性が改めて意識され
株式を買う勢いが強まりました
ＧＤＰのマイナス成長を受け
長期金利が低下したことから
金利上昇時に株価指標の割高感が嫌気される
ハイテク・ネット株が買われ
ナスダック総合株価指数も
１３０ポイント高（１２，１６２ポイント）
と前日に続き大幅に上昇しました

米国における大幅な株価上昇を受け
日経平均は一時は
２８，００１円（前日比１８６円高）まで上昇しました
ただ、この日も
米国の利上げペース鈍化による
日米金利差縮小を意識した円買いドル売りが強まり
１ドル＝１３２円台と
前日午後（１３７円台）に比べ円高ドル安が進みました
このため
外需依存の大きい銘柄の一部が売られ
日経平均は下落に転じました
東証プライム市場における値上がり銘柄数（５１３銘柄）は
値下がり数（１，２５９）を大きく下回りました
日経平均は
週間では１１３円（０．４％）下落
月間では１，４０８円（５．３％）上昇しました

東証スタンダード市場指数は
４ポイント安
９８９ポイント
と下落しました
前日引け後に好決算を発表した
ドリコム＜3793＞（スマホ用ゲーム）
ペガサスミシン＜6262＞（環縫いミシン製造）
が大幅に上昇しました
スタンダード市場指数は
週間では２ポイント（０．２％）下落
月間では２１ポイント（２．２％）上昇しました