爽やかなヒーロー作品、仮面ライダーガッチャード
1.はじめに
仮面ライダーガッチャードは、令和仮面ライダー5作目の作品で、2024年の8月末まで放送されていました。
ガッチャードは錬金術をテーマに、主人公の高校生を中心とした学校生活が軸のドラマです。
ではなぜ、私がガッチャードという作品に注目しているかというと、近年の仮面ライダー作品では珍しい王道のヒーローだからです。
作品から「純粋さ」や「優しさ」を感じることができる、ヒーロー作品として王道で真っ当な作品なので、安心して見ることができる作品だと私は思います。
今回は、ガッチャードという作品で、私が良いと思うところを書いていきたいと思います。
2.ストーリーが面白いかどうか
まず、仮面ライダーガッチャードのストーリーが面白いかどうかについてです。
私がガッチャードを見終わったての印象は、めちゃくちゃストーリーが尖った作品というよりは、毎回安定して面白い作品だと思います。
ストーリー展開は派手ではないが、1話からコツコツ、丁寧に、登場人物同士の信頼関係が構築されていくところが好感を持てます。
逆に言えば、序盤は登場人物同士の信頼関係がまだ完全にできあがっていないため、少しハマることができなかったのも事実です。
しかし、クリスマス付近の回から徐々にストーリーが動き始めて、面白さが加速し、そこから最終回までは、毎回安定して面白かったです。
本筋をガツガツ進める作品とはまた違い、何気ない日常を描いた回で魅力を発揮するのが、ガッチャードという作品の特徴なのではないかと思います。
ストーリーは王道で、爽やかな作風なので、歴代の仮面ライダー作品の中でも、かなり見やすい作品なのではないかと思います。
3.ガッチャードの魅力
1.熱くて爽やかな主題歌がいい
ガッチャードの主題歌「CHEMY×STORY」は、私の中で、歴代の仮面ライダー作品の主題歌の中で上位に入るくらい好きです。
とにかく爽やかな曲で、聴くと、とても気分が良くなりますので、まだ聴いたことがない人は試しに聴いてみてください。かなりおすすめです。
2.戦闘シーンで必ず熱い挿入歌を流してくれる
戦闘シーンで、しっかりと挿入歌を流してくれる作品は、近年では珍しいです。
私自身、熱い挿入歌が毎回流れる平成初期ライダー世代なので、かなり嬉しいです。
ガッチャードの挿入歌の中で、私が気に入っている曲は「What's your FIRE」です。かなり燃える曲なので、おすすめです。
3.安心して見ることができる爽やかな作風
私は、ガッチャードという作品が、近年の仮面ライダー作品の中で1番クセがなく、見やすい作品だと思います。
特に、ガッチャードという作品の登場人物の倫理観がしっかりしていて、ひねくれたところがあまりないストレートな点を私は高く評価しています。
近年の作品で、面白い作品は他にもありますが、ガッチャードのように「精神性の高い」作品はあまりないのではないかと私は思います。
私は、作品として面白いか面白くないか以前に、ヒーロー作品として、仮面ライダー作品として、そのタイトルにふさわしい倫理観がある作品であることが大事だと思っています。
なので、ヒーロー作品として信頼できるガッチャードという作品に魅力を感じています。
4.最後に
私は、ガッチャードという作品が、あまりクセがなく、丁寧に作られている感じがして、好感を持てたので、今回、ガッチャードについて簡単に書いてみました。
私は、面白い作品であっても、ネット受けを狙うがあまり、過度に尖ったストーリーにしたり、過度にネタに走ったりするような作品をあまり好きです。
なので、ガッチャードのストーリーをコツコツ積み重ねていく作風に好感を持っています。
なにより、作品として爽やかなところが良いです。見ていて不快感がなく、見やすいです。
なので、ガッチャードは、ヒーロー作品に安定感や安心感、爽やかさを求めている人におすすめできる作品かもしれません。
主人公のキャラも純粋で、ひねくれた感じがないので、ドロドロした雰囲気はなく、子どもでも、大人でも安心して見ることができます。
1話から最終回まで爽やかな作風を貫き通したことは、とてもすばらしいことだと思います。