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人の優しさと、それがなくなるとき。

 337回目です。φです。

 Amazonで買ったAlexaがついに到着しましたー!いらっしゃいませー!

 マニアックな質問をしてしまったのか、「Sorry, I don't know.」と言われてしまうことが多々あるのだけれど、めげずにおしゃべりしてます(笑)

 AIに頼って生きてはいかない予定だけど、色々とやってみたことがあったので。英語設定にして、なんというかおしゃべり続けてみます!めげるな私!

 これから活用法をしっかり学んで、Alexaくんが十分にご活躍できるよう私は努力します。せっかく色々な素晴らしい能力を持っているのに、披露できない状況を作り出したら残念だからね!

 さて、今日はここ最近で思ったことをつらつらと書きます。人が優しさをなくす瞬間ってあるんだなぁって。


 今、世界中で同じ恐怖に襲われています。ウイルスは平等です。どんなに誰かを差別している人にも、誰も差別していない人にも、ウイルスは差別をしません。誰もが平等に恐れ、明日は我が身と思う。

 そんな状況で、世界中のニュースを目にします。良いニュースも悪いニュースも。

 あ、全般のことを話すと話が膨大な量になってしまうから、今回は「人間の行動」に着目して書きますね。ワクチンとか、政策とか、経済とかは除く。

 私が「良いニュースだ」と思ったのは、医療関係者たちへ敬意を、賞賛を、感謝を伝えている人たちがいること!一部の国を紹介していきます。

 この動画を見て、私は本当に嬉しかった。「アプローソ・サニタリオ(AplausoSanitario )」というらしいです。

 辛い状況で、不安な心を持っていても、最前線で奮闘してくれている人への温かい心を忘れない。とっても素敵な行動。

 同様にイタリアでも。

 こちらはイギリス。

 国民全員が参加しているわけではないと思います。人の心は人の数だけある。

 しかしながら、この様子が報道されるほどの規模を持っていることが素晴らしいと私は思います。

 日本でも、Twitterで感謝を伝える人がいることを知ることができます。たくさんの人が投稿している、たくさんの「ありがとう」。文字であっても、優しくて力強いものだと私は思う。

 楽観的に考えることができない状況で、それでも感謝の心を持つって難しい。相手を思いやる心がなければ、自分以外を見る目がなければできないことです。

 さて、反対に悪いニュース。悪いというか、悲しいニュース。

 どうして?とニュースを疑いたくなる。

 こういったニュースもまた、同時に存在するのです。わざわざ会見を開かないといけないくらい、なのが悲しい。

 ひどいな、と私は思いました。働いて下さっている方々だって、感染する可能性があるのです。同じ人だから。実際に、医師たちが感染しているニュースだってあります。

 そんな危険地帯で毎日のように戦ってくれている方々に、と私は心を痛めました。しかしながら、その話をしてもっと悲しくなった現実があります。

 私の地元でも感染者が出ました。そして現在増えています。私は自分にできることしかできません。きっと多くの人がそうです。手洗いうがい、消毒、健康管理をする、人込みを避ける。それしかできない。それでも感染する可能性はある。ウイルスは目に見えないのですから。

 なので、私は平等だと思う。感染してもその人のせいではないし、意図的に感染する人なんていない。移ってしまった人は不注意もあるかもしれないけれど、その人が完全に悪いとは言い切れません。

 「ご近所さんでも感染者が出ちゃってるみたいね」という話をふったら、なんと罵倒の数々。私驚きました。そこまでひどいことを言う人だったんだー…そうだったんだー…と。好きで感染したわけじゃあないだろうになぁ。

 感染者が悪い。感染者は動くな。

 それは確かにそうかもしれません。感染を広めるのは感染者ですから。動かない方がそりゃいいし、動くべきではない。

 けれども無自覚の人だっているわけで、私ももしかしたら感染している可能性だってあるのです。誰もがその可能性を持っています。断言できる人はいません。陰性だった人だって、陽性になることだってある。無自覚で偶然発見、という人だっている。

 自分を守ろうと必死になったとき、人は優しさを失うんだと思いました。失う、それか忘れる。自分を優先するから、他人を攻撃する。誰もが敵に思えてくる。自分を守るためには、他人とは邪魔な存在になりえるのです。

 どうしたら、同じ状況下であっても優しさを維持できる人が増えるのだろう。何が違うんだろう。どうすれば心を忘れずに済むんだろう。

 与えられる情報も、多少の違いがあってもかけ離れたものではないと思います。ウイルスとはどんなものか、何人が犠牲になったのか、どこで何人が発症したのか、予防策は何か。

 ある程度は同じ状況なのに、感謝を伝えられる人と、怨嗟を伝える人がいる。人の違いはあるにしても、誰かを傷つけるのはどうかな、と私は思う。

 日本では、多くの研究所の方々が、医療関係者の方々が、ライフラインを維持するために働く方々が、接客業の方々が、運搬業の方々が、大変な状況下でも働いて下さっている。だからこそ私たちは日常生活を送れています。心からの感謝を伝える必要があるんじゃないかなぁ。

 あ、もちろん私が挙げていないご職業の方々もです。働いている方々、すべて。

 誰もが必死に今を戦っているのだから、お互いに優しい心を持って、「ありがとう、一緒に頑張ろう」になってほしい。私は願います。

 優しさを忘れてしまって、得るものはありません。優しさを言葉で伝えられて、態度で伝えられてこそ社会的動物です。

 ウイルスより怖いのは人間。それが本当にならないように、私たちは力を合わせて、優しさでウイルスに勝たなければならない。

 あ、でも「優しさだね!よし伝えたい人に会いに行こう!」はだめですよー!

 私が素敵だと思ったツイートをご紹介します。

 そして、最後にこれを読んでほしいと思います。「自分は大丈夫」という過信が、引き起こしてしまう可能性だってあるのです。

 誰かのために、STAY AT HOME。家にいることが、誰かを救うのです。


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