ちょっくら悲しいこと。聴覚情報処理障害のおかげで!
9回目です。φです。
今日でGWが終わり。長かったねぇ今年。良かったのか、悪かったのか。明日から徐々にGW10連休が世間様に評価されていくだろうね。
5月病、というものが以前からGW後にあるのに、どうなるのでしょう?もうみんな揃って5月病になるしかないよね!10連休だよ10連休。会社が10連休を採用している人は。
休まずに働き続けてくださった方々には感謝を伝えたい…本当にありがとうございました。私は外出してないけど、戦場のような感じだったでしょうね…本当にありがとうございました。休めたら休んでね!
私が気がかりなのは、10連休後に悲しいニュースがある可能性のこと。切ないよね、学校や会社、自分の所属している集団内に行きたくない気持ちで命を絶ってしまうことが。
お悩みの方、目の前が真っ暗な方、休んでもいいんだよ。って私は伝えたいなぁ。身近にいるのなら。
ゆっくりでも歩けばいい、と人は言うけれど、ゆっくりでも歩けない時ってある。私は止まってもいいと思う。止まって休んで、歩いている人をぼーっと眺めてもいいじゃない。今まで歩いてきたんだから。
と、思うわけです。私が常に「ゆっくりでもいいよ」と言われ続けてきたから。この言葉って地味にプレッシャーじゃない?まぁ私はひねくれているので、言葉の裏にある思いやりとか、頭では理解しつつも(多分)、ちゃんと相手の意味を受け取っていないのだろうけどね!
私にとって高コンテクスト文化が難しい…。
人生長いのだから、立ち止まって、嫌だ!ストライキ!くらいやってもいいんじゃない?所属しているひとつの集団に心を悩ませて、傷つき続けるなら、その集団は合わなかった、というだけなのだから。私はそう思うな。きっと別の場所だったら自分らしく生きていけるよ。集団なんてどこにでもあるのだから。
ちょっくら悲しいこと。
私、音楽好きなのですよ。昔からピアノ習っていて、自分が演奏することにおいては小学生の頃はオカリナにハマり、中学生の頃は弦楽器のヴィオラにハマり。大学生の頃もずっとピアノ練習してたなぁ。どの楽器も今もなおやっていますね!楽しいよ!最近は聴くの専門でオペラやオーケストラ、弦楽四重奏やチェロの連弾、洋楽…と色々ハマってます。
上記したように、音楽は好きです。だーけーど。
私の持つ聴覚情報処理障害によって、歌詞が聞き取れません。そのため、歌では「この歌詞が心に刺さった…!」という感動を味わえません、残念!
「落ち込んでいるとき、○○の歌詞が耳に入ってきました」とかあるでしょ?「負けないで♪もう少し♪最ー後まで、走り抜けて♪」で頑張ろう、と思うとか、そういうの。
私は声も音になってしまって、人の声は聞こえるけど内容が分からないんだよね。声も音のひとつだから、混じるというか。うーん。
これが少しだけ切ない、私にとって。歌詞素敵なんだろうなぁ、と思いつつ聴く感じ。
歌詞に励まされるって素敵じゃない?私には素敵だと感じる。
おのれ聴覚情報処理障害
「聴覚情報処理障害」ってご存知ですか?私はTwitterで聴覚情報処理障害にスポットが当てられていた時に、いくつかつぶやきを残しました。NHKの方からメッセージ届いたりもしたし。正直めちゃくちゃ怪しんだけど。NHKって…ほら色々と噂は聞くでしょ(笑)
文字通り、耳からの情報は聞こえているにも関わらず、脳内での処理が間に合わないというか。
聴覚情報処理障害(ちょうかくじょうほうしょりしょうがい、英: Auditory Processing disorder, APD)とは、聴力は充分にあって可聴音は聞こえているものの、脳に機能障害が存在するために、特定の条件での聞こえにくさを呈したり、聞こえた音の解釈に問題が生じる状態。「Central Auditory Processing Disorder」と同義。
とWikipediaさんは仰っています。
つまり耳は問題なく聞こえるレベルで良いのです。(私は一般的な人の聴力を軽く突破していて、2倍ほど聞こえているらしい…おかげで台所のG氏の足音まで聞こえる。全然嬉しくない。)
耳は悪くない、脳の聴覚野の機能が働きにくいのだ。ってことですねーさくっと言うと。
よく聴覚情報処理障害を伝える例として挙げられるのが、カクテルパーティー現象。
パーティー中に(パーティーなんてリア充だけだから知りませーんって人はガヤガヤした会場とか想像してね)、自分の名前呼ばれたりしたら分かるでしょ?自分の名前に注目できるというか、その声だけはっきり聞こえるみたいな?(書いている人は知識だけなので疑問形です、ごめんね!)
あれは多くの音の中から特定の音(自分の名前を呼んでいる相手の声)に焦点を当て、他の音をシャットアウトしているような状態を脳が作っている感じです。ノイズキャンセラー的な。すっごーい脳みそ。脳みそのくせに。
多くの聴覚野を正常に機能させることができる方々は別に意識せずとも、オートマチックにその一連の流れを行うことができます。私に下さいその能力。Give me!
で、その能力がない私にとっては、自動でできないどころか手動というかどんなに意識しても、カクテルパーティー現象を脳に起こすことはできない。私の聴覚野はその場面ではサボタージュなので。そんなMr.サボタージュをリストラしないとは、なんてホワイト企業、私。
日常でも困るけど
別に歌詞が聞き取れない、くらいは私の日常生活を破壊させる要因にならないので、ただただ私が「歌詞聞こえない切なーい」くらいで終わります。けども、日常生活でも困ることはたくさんあります。
小声でしゃべられても「何て?」
方言でしゃべられても「何て?」
たくさんの人が話しているところでしゃべられても「何て?」
早口でしゃべられても「何て?」
って感じになりまして。これが困るんだよねぇ。
まず、相手からキレられる。ちゃんと聞いてよ!はよーく言われる言葉です。こちらから言わせてもらえば「聞いてますー!ちゃーんと聞いてますー!」という…症状の名前が分かった今は、ちゃんと説明しているけど。知らなかったときは本当にキレられてたね!
自分にある能力は人にも当然にある、と思うだろうけど、人間全員安心安全made in Japan、選別された作られたモノじゃないので。made in Japanだけど、作られてはないからね。私脚は北海道で作って、腕は福岡で作って、胴体は三重、内臓は京都、頭部は沖縄で作って、合体させたのが東京だわー、とかないでしょ?
聴覚情報処理障害って理解されにくいです。うまーく伝えるの難しいし、伝えたとしても投影させにくいから。ちゃんと問題なく聞き取れる人にとってはね。
この記事読んで、ちょっとでも聴覚情報処理障害を知ってもらえたら嬉しいな。まだまだ医学的に知識のある人でも知らないこと多いし、もちろん一般に知られていることでもないしね。
耳がよくても聞き取れない、という人が周りにいても怒らないであげてね!
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