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色と心、世界。

 278回目です。φです。

 つぶやきでも書きましたが、ここでも書いちゃいます。「900回目のスキ、ありがとうございまーす!」

 900回目とか想像もできませんでした。書き続けて278回、いつまでも脱線するし、おひとり様で盛り上がっているものもあるし、気を付けてはいるけれど誤字脱字はあるでしょう。ただ私と言う個人が、何かを思って考えてつらつら書き続けているnote。それを読んでもらえるだけで嬉しいです。

 これからも、ふふっと笑えるものや、「そうそう悩むよね」と思えるもの、「そういう考え方もあるのかぁ」、それらを中心に、私が気になった社会的な問題について書いていこうと思っています。

 昨日私はとある方のnoteにスキを付けてきたのですが、本当に文章に引き込まれました…!誰かを引き込めるnoteになれるよう、精進します!

 有言実行できるか否かは私の実力によるけれど、一応は意識しておこうと思ってまーす(笑)

 さてと。今日は色について書いていこうかなぁ。色、何色が好きですか?


 私は色が好きです。とはいっても、もちろん嫌いな色、苦手な色があります。

 私が好きな色は黄色を除く原色系。私が物心ついた時代のお国は色々派手な配色が多いものが多かったし、なにより判別しやすいもの(笑)

 昔の私の写真、水色!青!赤!ピンク!…な背景と洋服でした。それが普通だったので、私の視覚的な問題が見落とされていたのかもしれない。さすがナショナルフラッグからして原色で主張しまくっている国。好きよ。

 私は赤・青・黒が好きだなぁ。多分。色彩心理学というものが存在するように、人間そのときの気持ちによって好きな色は異なるし、選びたくなる色も異なってくる。

 それだけ色というものは、人間の心を反映する。影響する。ただの光の屈曲なのにね。不思議です。

 そういう不思議さも含め、私は色と言うものが好きです。

 かつて、動物たちは「モノクロの視覚しかない」とされていました。色を見分ける細胞がないとか、視神経的にとか、なんだかんだ。

 しかしながら、最近の研究で馬は色を見ることができていて、世界が人間に比べると暖色にあふれているのだそう。ちょっと昔に読んだ内容なので、私の記憶はあやふやだけど。

 馬の世界は暖色系かぁ。ねぇそうなの?と馬に聞いても、きっと彼らは草を食みながら耳を動かすだけかもしれない(笑)

 暖色や寒色、色ごとの名前。それらの物体に対して名称をつけたのは人間です。それが動物に通じることはないし、色は物体ではなく概念なのかもしれない。

 色に触ることはできないでしょ?「色のついたもの」に触ることはできても。

 「絵具触れるよ!」と言う人もいるかもしれない。けれど絵具は色のついた液体であって、それ自体が色で構成されているのではない。

 …私の個人的な意見ね!専門家さん、色々突っ込みどころあってもスルーしてあげて(笑)

 と、まぁ色は不思議なものです。世界から色が消えたらどうなるのだろう。モノクロの世界かもしれない。無彩色の世界。

 無彩色の世界だったら、いくつかの言葉は消えるでしょうね。色を使った言葉は多いし、色を通して伝えることってあります。

 余談ですが、蝶は人間の何倍も色を判別できるそう。花の色を人間が見えないくらいまで見えるのだとか。

 どういうことだろうなぁ、と思ったり、「蝶の脳って小さそうなのに…」と失礼極まりないことを思ったりしました。色がたくさん見えるって、どんな感じの世界になるのだろう?

 私は色に関しては熱く何かを語れるほどには情熱を持っていますが、一方で「その色?…うん…まぁ…好きな人は好きなんじゃないかなぁ…」という「興味ないでしょ」感全開な色だってあります。

 微妙な色。こう…複雑なバランスで成り立っている色?

 微妙な、と言ったら悪いかもしれないけれど。朱色や黄緑、灰色、桜色や薄紫、それらの色は私にとって判別しにくくて、表現の難しさがある。

 私の視覚にとって、多分黄色が混じると判別の困難さと眩しさが問題になってくるのかもしれない。…予測だけれど。

 ちょっとだけ色彩の勉強をした私ですが、イエローが多くなるにつれて光って跳ねて見える感じ?明度さげてーと依頼したくなる。

 有名な絵画を見ても、「これは配色が眩しいよー!」なことがあります。色が動いて見えるし(わさわさわさわさ!って感じ!)、光って見える。眼球に色塗られたらこんな感じかなぁ…みたいな。うん、きっと伝わらない(笑)

 とにかく目をつぶりたくて仕方がなくなる色があるのです。色が多い、という状況も苦手だけれど、色の黄色の割合にも依ると思う。

 単体で見るなら、黄色成分が私の苦手な要素を引き出しているのでしょうね…複雑。

 私の色覚は「ぎ、ぎりぎり…正常範囲内かな…?」なレベルなので、色について書いてもそれが一般的か否か、そして私の予想は当たっているのか外れているのか、は極めて判断が難しい。紺と黒、濃い紫なんて見分けられないし、この前は灰色をピンクって思っていたし、緑だと思っていたものはベージュだったりしたし。はちゃめちゃですね(笑)

 色の識別は私にとって困難。だけれど、色には人を惹きつけるものがあって、心を反映するものであって、誰かにとって見える色は誰かにとっては見えていない可能性だってある。

 お散歩中の愛犬にとっての色の世界と、ご主人の色の世界は異なるかもしれない。自分が見ているものは実は自分が思っている色ではない、とかね。

 私は情報が少なくて、簡単に見分けることができるモノクロが好きなので、「どうして色が必要なの?」と思ったことがあります。最近も視覚情報に疲れを感じたら、「世界から色など去ってしまえば良い…」と時代劇の悪役でも吐き捨てそうなセリフを吐いていました(笑)

 モノクロの世界だったら、世界から突然一時的に色がなくなったら、人の心は変わるだろうか?

 例えば、赤は情熱の色だし、青は落ち着く色だと言われています。それらの心理的効果がある色たちが突如白と黒になってしまったら?

 人は情熱を失って、落ち着きを失うのでしょうか。極端な例だけどね。

 そんなこんなを考えていたら、私が「視覚情報な、嫌になったら消しゴムで消せたらいいのにー!」と思うことがあっても、世界を愛せるものです。うっわ眩しい、けど誰かにとっては心を躍らせる色なのかもね、とか。

 自分が無意識に選んだ色で「あ~、今自分ってこんな気分なのかも」と基準にできるし。気分を変えたい!よし模様替えは明るい色で!…からの、気持ちを変えることができることだってあり得る。

 色に助けてもらえることって実は多いのかもしれない。どうでしょう?

 色って当たり前のものだけれど、深く考えると不思議なものです。色はどうやってその名前をつけられたのだろう、とか。なぜ共通のものだと認識できるのだろう、とかね。

 ううむ、なんだかもっと色について考えたくなってきた。よし、私より色覚に優れていると噂の蝶でも捕獲して、問い詰めてみようかなぁ。

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