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「上司がわかってくれない」と嘆く前に


なんだかよくわからないのですが、妻が私のおさがり的なTシャツをパジャマがわりにしているのですが、それが恐ろしく似合わないんですね笑

それを「似合わないよね~」と妻が笑いながら自虐していたら、次女が「そんなことないよ!似合ってるよ!!」と言いながら泣きだしました笑

ママ大好きだな笑

本日も我が家は平和です。


家族の中で、このような「認識の違い」というのはことあるごとに起きるものだと思うんですね。小さいことから大きなことまで。


そして、それをコミュニケーションをとりながら、すり合わせていくのが関係性を良くしていくためにはとても大事だと思うのです。


仕事でも、基本的には同じだと思っています。


報告・連絡・相談という社会人の基本とされる考え方がありますが、これも厳密にやろうと思うと、結構気を使います。


例えば相談。


よくやってしまうのですが、「で、何の相談?」となってしまうこと。


「こういうことをやりたいと思ってます」

うん、で?


「これどう思いますか?」

どうって?


みたいな、具体性がないがゆえに、何を答えたらいいのかわからない…

というような相談や報告。


「確認」もそうで、確認して何なのか。何を確認してどうしてほしいのか。


判断を相手に丸投げしてしまうコミュニケーションを、部下の立場になると特にやってしまいがちです。


よく「あの上司はわかってない」というようなことがまことしやかに言われたりしますが、箱を開けてみれば、部下側のコミュニケーションも求めていることがわからないケースは多いのではないか…?と思います。


私自身が、今でもたまにやってしまって、「で、どうしてほしいの??」と至極ごもっともなフィードバックをもらうことがあります。


心当たり、ないですか?


このように、コミュニケーションの目の粗さは、会社であれ、家庭であれ、実はよく起きていることだと思うのです。


いらぬ誤解を生んだり、同じことを話しているはずが、実は全く違うことをお互いが考えていた、なんて不幸もあったりします。

笑えないですが、本当にあります。


では、なんでこんなことが起きるのかな?って一度立ち止まって考えてみたのです。


一つ、思い至ったことは、「どうしていいのか、自分でもまずわかってない」ということが言えそうだなと。


気持ちはわかる。わかるのです。私もそうなので。


考えていること自体がわからなくなったりして、路頭に迷い、なんとなく相談したい。だけど、何相談していいかわからない。

こういうことは、まああります。


でも、それを「どうしていいかわからないんです」と持ってこられる上司の立場に立ったときにどうでしょう。


たぶん、じゃあ一緒に考えてみようかと、言ってくれる上司もいるでしょう。

ですが、いませんかね?丸投げして、考えをやめようとしている自分が。


わからないなりに考え抜いて、「こういう観点から考えてみて、こういうことはあると思った。だけど、ここから先、どういう風に提案をまとめていいのかわからない」とか、何をどこまで考えたか、くらいはもっていったほうが、相談の場が建設的になります。


それに、考えに考え抜いていかないと、フィードバックもぼんやりしてしまって、糧にできないことって多いと思うのです。


本当に成長したい、結果を出したいと思うのであれば、やはり考え抜く習慣は重要で、さらに言えば、それを伝えるコミュニケーションをとることもまた重要ではないでしょうか。


考えること・伝えようとすることから逃げない。


本当の社会人の基本とは、この態度かもしれないなと、「相談がなってない」というフィードバックをもらった夜に考えたのでした。


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