2020-2021シーズンは特に推奨!お子さんへのインフルエンザ予防接種

こんにちは。やくそうです。
朝からカレーを食べられるほど元気にやっています。

毎年悩むのがお子さんへのインフルエンザワクチン接種。WHOを始め、日本小児科学会や世界の小児科の団体も「生後6ヶ月以上は接種推奨」と声明を出していますし、ざっくり読んだ論文でも小児へのインフルエンザワクチン接種は効果的という研究結果が出ています。

 今年は特に接種をおすすめします。
そう、COVID-19との見極めが難しいからです。また、熱が出てもすぐに受診とは行かない可能性があります。

子どもはかかりにくいと言うけれど… 小児科専門医が世界中の研究を調べ尽くした「子どもと新型コロナ」で気になる8つのポイント
https://www.buzzfeed.com/jp/kentaitou/covid-19-children?origin=shp

こちらの記事でもある通り、インフルエンザとCOVID-19の鑑別が難しいです。小児ではCOVID-19は少なく、3割は症状がないとされています。しかし、インフルエンザは小児の1割が発症しますし、小児では死亡例もあります。インフルエンザ脳症になるのは小児に多いですが、大人でも亡くなります)

 ゆえに、インフルエンザにかかりにくく、かかっても重症化を抑制するインフルエンザワクチンの接種を行い、インフルエンザでもCOVID-19でも助かりやすくなるようにします。

 インフルエンザとCOVID-19の感染予防策は重複するものも多いです。
 ・手洗い
 ・マスクの着用
 ・体調の悪いときには人混みに出ない、外出も避ける
これらを実践し、双方の病気の感染リスクを下げましょう。

特に、手洗いは重要です。事あるごとに石鹸を用いて手を洗い流水で流す所作を40秒以上(各20秒以上)行えば、多くの種類の感染症の予防ができます。

 そして、シーズン前に予防接種を済ませておき、シーズン中に病院に行かないで済むようにするのも感染予防になります。インフルエンザが流行る季節にはノロウイルスも流行っている傾向があります。病院に行って待合室で感染する事例もあるためです。

WHOによる、小児のマスクへの対応集です。(英語:ブラウザによっては勝手に和訳する)

こちらによると、

5歳未満 マスクの着用義務はない
安全にマスクを着用できる年令に達していないため。
他の人に移すリスクも比較的小さいため。

6-11歳 地域の感染拡大状況、正確に清潔にマスクを使用できる状況であるかによる
 
マスクを正確に着用できるか
 住んでいる地域の感染拡大状況
 高齢者や基礎疾患を持つ人との同居があるか
 清潔なマスクを入手できるか

12歳以上 マスクを着用すべき

ただし、疾患や発達障害のある人に対しては個別の対応とする
(主治医に相談を)

今シーズンは、普段予防接種をしていない人も摂取する可能性が高くなりますので、かかりつけの小児科のインフルエンザ予防接種の状況を確認し、摂取を行いましょう!

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