ワクチン接種をしたみなさんへ もう少し辛抱してほしいこと

 やくそうです。なんだこの説教みたいなタイトルはと思われるかもしれませんが、今回はワクチン接種後も継続してほしいことを紹介します。

「ワクチン接種したから2年前と同じ生活を送れる」

 申し訳ありません。もう少しお待ち下さい。
世間のワクチン接種率は
2020年6月20日現在
2回めまで終了 3.8%
1回め終了   13.33%
とまだまだ接種していない人のほうが多いです。

日本のワクチン接種状況

高齢者等とありますが、全体の数値です。
つまり、スーパーマリオブラザーズで自分がスターを取って無敵状態だったとしても、周りは初期設定の通常マリオであることがほとんどです。クリボーにあたっても死にます。
 まだまだ感染する人が結構いる状況です。東京ぐらいの密度の自治体で「感染者数0」が1ヶ月連続するぐらいになってからでようやくマスクを外せるかどうかと思われます。

もう少し続けてほしいこと

マスクの着用

 家族いや自分以外の人がいる屋内でもマスクを着用しなくて良くなるためには集団免疫をつけてからになります。これは時期が来たら行政からの通達が来ます。それまではマスクの着用をお願いします。
 これから暑くなります。その場合の対策は
1.自宅の冷房の効いた部屋で窓を少し開けて換気しつつ過ごす
 その際は同居家族のみで過ごしましょう。
2.外の周り半径2mの範囲に誰もいないところでマスクを外す

熱中症と感染症を同時に予防しましょう。

3人以上の飲み会

2人であっても、大きな声を出したり派手なリアクションをするような会話をマスクを外した状態でやるのはやめましょう。つばがダイレクトに口に入ってコロナに限らず何らかの感染症にかかる可能性があります。これは、マスクの着用緩和より遅い時期に緩和すると思われます。もっとワクチン接種車が増えて(接種者が大多数になって)感染者数が減ってからになるとも考えられます。

上記2つの緩和が行われる時期を早めるには、みなさんが感染しないよう手洗いマスク飲み会しないことを続けることです。自分たちで未来は開けます。

感染が落ち着いてからも続けてほしいこと

手洗い消毒うがいの励行

 このおかげで、昨シーズンはインフルエンザを始めいろいろな感染症の患者が大きく減りました。こんな状況でもこれだけ流行って重症病床を埋めてしまうのがSARS-CoV2の恐ろしさです。
 帰宅後トイレから出たあと食事前後だけでも効果的ですので続けましょう。手洗いは病院に行くよりも時間はかかりませんし医療従事者のお小言も聞くこともありません。

体調不良時は外出しない、働かない

 体調不良時に外に出ないことで、
 自分が早く回復する
 他人にうつさない
とひどくなってから受診するより結果的に早く回復し周囲もダメージを受けません。
 取引先やお店で「病欠の人が出たので遅くなります」と言われても文句を言わない客になることも大事です。

接種できるワクチンは接種しておく

 インフルエンザが激減したからと言ってワクチンを接種する必要がないわけではありません。接種してさらに減らし変異のリスクを減らしましょう。
予防接種ができないウイルスもたくさんあります。その治療に医療資源を使えるように、かからなくてもいい病気にはかからないでいいようワクチンを接種しましょう。
 病気になった場合は、マイナスからゼロの状態に戻る(中には後遺症で-100が-20ぐらいまでにしかならない場合もある)ので効果を実感しやすいです。
 対し、ワクチンは
接種時に痛い
副反応がある(たいてい起こる時期が決まっていて症状もわかっている)
効果が見えにくいので懐疑的になりやすいですが、幸せを実感しにくいのと同じです。

というわけで、ワクチン接種をしたからと言ってすぐにハメを外して病気や怪我をしないよう気をつけましょう。


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