花粉飛散シーズン

 お久しぶりです。やくそうです。

スギ花粉の飛散が活発になりましたね。この時期、耳鼻科の処方箋を受けている薬局はとんでもなく忙しくなります。前回薬局に来た日が去年とか一昨年の人がかなり多いので、併用薬の有無と花粉以外のアレルギーの有無(花粉症で来ている時点で花粉のアレルギーは確定しています)、副作用歴の確認、今年は例年に比べて症状はどうかについて聞いています。

 花粉症の薬を切らさないために、週間天気予報と過去の薬の調剤量のデータを確認しています。新しい薬が出た場合は新しい薬の発注量に既存のデータを反映させたり、外用は切らさないようにしたりと忙しいです。そして、これらの薬をなるべく3月中に使い切るようにすることも大事です。

 スギ花粉の飛散が早いと在庫管理的には楽になります。薬価改定が行われる4/1までの期間が長く、たのみすぎている場合は発注せず経過を見ることができます。花粉の飛散が遅いと、薬価改定までの期間が短いのであまり多く発注できないギリギリの選択が迫られます。(1周間以内に在庫がひと回転するように花粉症の薬をおいておきます。たいてい週末に調剤する薬の数が増えるので週末に多めに入れて、週の真ん中で発注を抑えます。)

 これをやりながら、患者さんと接して、薬歴を書くと当然帰りは遅くなります。日が変わったり、薬歴を書くためだけに休日出勤をしたこともあります。

 こんなに忙しいのも1ヶ月以内で、4月には落ち着いてくるのも花粉症の患者さんと接している薬局の特徴です。

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