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入院8日目 血糖値自己測定開始

 6時ごろ起床。

 7時ごろ朝食前血糖 144、体重 95.2 kg。

 お身体どうですか?という問いに、ついでにロリコンとか性倒錯とかADHD気味とかも治りませんか?と答えそうになる。

 9時ごろ、リハビリテーション科から呼ばれ、初の座学以外を行う。ストレッチメニューを14種こなし、エアロバイク10分。負荷40、50で最終的な脈拍が110ぐらいで終えた。

 このストレッチメニュー14種がキツイ。普段使ってないだろうなという筋肉やら筋やらをバリバリ使ってる気がする。前屈にいたっては「・・・これは相当ですね」という声がかかる始末だ。はっはっは。

 あぶなくないように手すりのあるところで「つま先立ち」や「スクワット」をするんだが、すぐ近くでご高齢のおじいさんが地面から起き上がるという訓練をなされてらっしゃった。それがなかなかできなくて、くやしいのかおじいさんがボロボロ泣きながら必死にやってらっしゃるんだよね。もう完全にもらい泣きです。プロスポーツ選手にがんばれと声をかけたくなる気持ちがよくわからないなーと思っていたが、これはがんばれと心底言える。がんばってる人にがんばれというのがアレだというなら負けるな!といったあたりだろうか?

 昼食前血糖値測定。初の自力で針をさす。指先はキータイプに差し支えるといやだったので掌を試す。穿刺針の目盛を2に設定して刺すがいまいち血が足りない。3にして刺す。じんわり出るというより、水玉になるように出ないとだめなようだ。じんわりは体液がでちゃってるので正確に測れないとのこと。そして出た血液を測定器の先端に吸わせる。値は138。

 そんなことやってたらKanazawa IoTマガジンの発刊が遅れる。

 4人部屋なんだが3連休の間に2人退院なされて、この連休明けに2人入院。みんなお嫁さんかお子さんかお孫さんに連れられてくるんだよなあ。そして緊急連絡先などなども含めてご家族の構成などをプライバシに十二分に気をつけてヒアリングなされる看護師さん。バーチャル看護師・医師にヒアリングさせたほうがお互い安心か?情報共有システムがどうなってるかがよくわからない。「確認のため」何度もきいているが、何度もきいているうちに患者さんが思い出すこともあり、一見無駄にみえる何度も同じ質問をするってのはアリなんじゃないかなあとも思えてくる。私のようにライフログを全公開しているわけでもなく、記録なんてなるべくとらないであろうから、プライバシーを守るというのはいろいろな場面で高コストだ。その高コストに真面目に相対しているみなさんには敬意を持つ。

 13時半ごろこれまで風呂は家に帰っていたのだがさすがにストレッチや階段昇降などで体を動かすと汗をかきまくるのでさっそく昼食後階段昇降後にシャワールームを借りる。利用可能時間が一般の方は仕事しているような時間帯なので難儀だ。いや、だから入院しているわけだが。

 18時すぎ、夕食前血糖値測定131。穿刺は中指の先で行った。明日18日までビクトーザ 0.6mg だが、19日からは0.9mgまで増量し、副作用がでない & 血糖値が落ち着いたら退院とのこと。へその右下あたりに自己注入したんだが初めて痛みを感じる。場所に差があるのか?

  夕食は「たたみ鶏」をいただいた。「たたみ鰯」以外にもたたみなんとかってあるんだな。

 20時ごろ階段昇降。スリッパで動きすぎて靴ずれが足の甲にできる。明日からは靴に履き替えよう。

 21時半ごろ、血糖値を測定しようとしたらちょうど消灯。その中で測定。穿刺は薬指で行ってみた。これは痛い。ズキズキする。血がしたたったので絆創膏もするがキーボードがうちにくい!値は140。1日通して100前半を達成した。

 



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