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近況:たまたま集まったメンバーたちが

『このマンガがすごい!2023』が発売されました。今年もアンケートで参加しています。

僕が選んだ中では『劇光仮面』と『まじめな会社員』がベスト10に入っていた。他に選んだものも全部おすすめです。
今年からアンケートの集計方法が少し変わって、オトコ編とオンナ編の票を合算するようになったので、女性読者も多そうな『光の死んだ夏』がオトコ編一位に。ちょっと違和感もあるけど面白い。以前より票が無駄になりにくいシステムだとは思う。


12月17日(土)、下北沢でライブの日。今年最後のイベントだ。これが終わったら何もしないぞ。
リハーサル前にちょっとカレーでも食べようかと思ったけれど、並んでる店ばかりだったので諦める。休日の下北沢を舐めていた。しかたないのですき家に入ってほろほろチキンカレー。セルフサービス式で、食器は紙製、スプーンはプラスチック製というタイプの店舗だった。ほろほろチキンカレーは美味しかったのだけど、金属のスプーンで食べたかった。年々こういうのが苦手になっている。

ライブハウスはそれほど大きくなくて、ちょうどいい大きさの感じの箱だった。店の人も感じがよくていい雰囲気。ドラムセットが叩いたことがないワンタム(タムが一つ少なくてシンバルの位置が少し違う)(タムが少ないのでドラマーの姿が見えやすい)でちょっと焦ったけど、まあなんとかなりそう。リハをやったあとカフェで30分くらいお茶をして、またライブハウスへ戻る。

今回はハハノシキュウさん主催のイベントで、オープニングアクトでシキュウさんが出て、そのあとわれわれエリーツが演奏して、最後はまたシキュウさんがバンドセットで出る。シキュウさんのラップはさすが。堂々としていてカッコいい。

エリーツの演奏は、まあうまく行ったんじゃないだろうか。

ライブ開始1分前

なんだかお客さんの反応があたたかかった感じがして、やりやすかった
。ラストにやったドクロ砂漠は、そこまで難しくなくて、ドラムをたくさん叩けて盛り上がるのでやっていて楽しい。最近のライブの定番になりつつある。まだ音源は下のデモ版しかない。

ハハノシキュウバンドセットは今まで3回くらい見ているけど、みんな楽器が上手くてカッコ良すぎる。

上手い人の演奏を見ると、自分はもっと練習したほうがいいのか、という気持ちになる。だけど、終わったあと向こうのバンドの人と話してたら、「技術があればいいというものでもなくて、バンドの曲や雰囲気に合った演奏ができているならそれでいいんじゃないか」という話になって、たしかにそうかも、と思う。
バンドの良さというのは、上手な人をとにかく集めればいいというものではなくて、そのメンバーたちが集まったからこそ出せる唯一の雰囲気がある、というものだと思う。
そういう感じで言えば、エリーツはわりといいバンドじゃないかと思う。僕らだけでしか出せない雰囲気は既にある。僕はエリーツがなくなったら他でわざわざバンドをやろうとは思わないし、他のメンバーもわりとそういう感じじゃないだろうか。そういう人たちがたまたま集まって、そこでしか見られないなにかがある、になればいいのだ、多分。
無事にいい感じで終わってほっとした。今年はエリーツでライブを4回もやって、同人誌を2冊作って、文学フリマも6回くらい出た。がんばったな……。


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