近況：なんでこれだけのことに
新しいスマホのためにケースを買った。前回落として画面を割ってしまったのがショックなので、丈夫そうな手帳型のものにした。革製の茶色いやつ。手帳型は初めて使うけどポケットに入れっぱなしにしていてもそんなに邪魔じゃないな。
冨樫義博展を見るために六本木ヒルズへ。予約の時間まで50分くらいあったので、そばにあるシェイクシャックに入ってシェイクを飲んだ。客層が、IT系の若者たちがラップトップを開いてミーティングをしていたり、外国人の家族がいたりして、普段住んでる杉並区と全然違って面白い。そんなに遠くに行かなくても、六本木くらいでも別世界感は感じられるものだな。
森アーツセンターギャラリーに来るのは以前に細野晴臣展を見て以来だ。
冨樫展、基本的には原画をひたすら並べて展示しているだけで、新しい情報はそんなにないのだけど（ちょっとだけ未公開の念能力の設定メモとかあった）（あと冨樫の新人賞応募作とかは知らなかったけど）、それでも十分楽しめた。やっぱり絵が上手いし、原画を見ているとひとつひとつの話を思い出してそれを読んだときの感情に浸れる。HUNTER×HUNTERの王の最期のところでは、思い出して涙が出てきてしまった……。
HUNTER×HUNTERは本当に凄まじい漫画で、現代漫画の最高峰だと思っているので、休載が多くて完結するまで続くのか不安も多いけれど、できるだけ多く読み続けたい。
冨樫展はゆっくりできる場所はなかったので、ちょっと座ったりしたくて、ついでに森美術館も行った。六本木クロッシングという最近のアーティストの作品をいろいろ展示するやつをやっていた。映像の展示のコーナーで座ってぼんやりと映像を眺めたりした。たまには美術館に来るのもいいな。青木千絵さんという人の、漆を使ってなめらかにしあげた奇妙な人体のような作品がよかった。
OKPさんの記事を読んで冬用の服を揃えようと思った。
ユニクロでヒートテックのズボンを買った。OKPさんが紹介しているのではなく、ちょっと安い、ジャージぽい雰囲気の黒のやつ。
眠りがマシになったら体調がよくなるだろうかと思って、前から気になってた重い毛布を見にニトリに行ってみたけど売り切れだった。7キロくらいある重い毛布、ぐっすり眠れるという話もあるけど自分に合うかはよくわからなくて、買ってすぐに使わなくなるかもと思いつつも、去年くらいから気になりつづけている。
Amazonでは買えるようだ。実際に手ざわりとかを見てから買いたいところだけど。
最近、自分の才能は全部枯れてしまったのかもという気持ちだ。
『むこうぶち』で準主人公だった安永萬が死ぬ回を読み返す。結局一回も主人公の傀には勝てなかったけど、死ぬ間際の夢の中の麻雀では、すべてが自由自在だった、というところがいい。
思う通りの牌がきて思う通りにアガれる…なんでこれだけの事に俺ァ苦労してきたんだろう
僕も死ぬ間際にはこんな曖昧な感じになるのだろう。それまでにやれることは全部やっておきたい。
ここから先は
曖昧日記（定期購読）
さまざまな雑記や未発表原稿などを、月4～5回くらい更新。購読すると過去の記事も基本的に全部読めます。phaの支援として購読してもらえたらう…
ꘐ