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『曖昧日記 2017年8月〜2018年1月』の通販を始めました

このnoteでずっと書いている曖昧日記の2017年8月〜2018年1月分を、冊子にまとめてみました。
本当は5月6日に開催予定だった文学フリマ東京で売る予定だったのですが、文フリがコロナで中止になってしまったので通販での発売になります。リンク先のBOOTHで買えます。分量は64ページ、約7万字で500円です。

僕自身は今とそんなに変わってないですが、3年前の当時はシェアハウスに住んでいたのでその騒がしい日常が多く描写されていますね。あとは読んだ本やマンガの感想が多め、あちこちふらふらと旅行したりしている描写が多め、という感じです。
内容はこんな感じで横書き2段組みでみっちり詰まっています。

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気を張らずにゆるく読める読み物になっていると思いますのでよかったら読んでみてください。

書き下ろした「はじめに」をこちらにも載せておきます。よろしくお願いします!

この日記について

こんにちは、phaです。この本は2017年の8月から2018年の1月までの僕の日記をまとめたものです。
この時期は僕にとってどういう時期だったかというと、京都でnuitoというバンドをやりつつ会社を経営している平井くんと一緒に、東京の浅草橋でシェアハウスをやっていました。
平井くんは普段は京都にいてたまに東京に来るという感じで、一緒に「土地を買ってダメ人間がいっぱい集まるシェアハウスビルを建てよう」とかそんな計画の話をしていて、それでこの時期は土地を探したりしてたんですが、結局ビルは建たなかったですね。まあ多分建たないんじゃないかと思っていました。僕らはみんな飽きっぽい。
この浅草橋のシェアハウスはコロニーと呼ばれていて、2017年5月から2019年4月まで住んでいました。コロニーの前はギーゼロという別のシェアハウスに住んでいたんですが、コロニーがペット禁止だったので、飼っていた猫2匹はギーゼロにとりあえず置いてきています。猫たちはギーゼロの住人にかわいがられていて、コロニーとギーゼロはすごく近所だったので僕も毎日のように会いに行っていました。
そんな時期の記録です。
昔から人の日記を読むのが好きなんですよね。特に事件が起こるわけでもなく、なんてことない日常が綴られているだけのものが。日記には、その人がどういうものを見てどういうことを考えてどういうことを気にしながら生きているかという、もっともその人らしい素の部分が出ているからだと思います。
今回、この本にするにあたって読み返してみた感想は、あんまり今と変わらないことをずっとやってるな、という感じです。まあ人生なんてそんなものなんでしょう。
今は一人暮らしをしているので、シェアハウスの雰囲気が懐かしくはあります。あの頃は騒がしい日々だったな。
この日記はずっとnoteというサイトで書いていたものなんですが、紙の本にするにあたって、わかりにくかった部分や思い出したことを加筆したり、動画や画像やリンクがないとわからない部分を削除したりしています。
それではどうぞ。

2020年4月5日
pha




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