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5月26日(日)~6月2日(日) 誰がこれを読むんだろう

5月26日(日)

モスバーガーで、『アカギ』を紹介する原稿を書く。たまたま読み返していたところに、「いま全巻読み返したいマンガ」というテーマの依頼を受けたので、『アカギ』を紹介するしかないな、と思ったのだ。
一番憧れているマンガの主人公は、やっぱりアカギだなあ。何も持たず、執着せず、死に近いから強い。そんな生き方に憧れる。
スターロードフェスに行ってめろんさんや佐藤さんとちょっと喋ったあと、また帰って細かいメールを返したり、ZINEの原稿を書いたり。

小指『宇宙人の部屋』を読む。付き合う人がみんなアルコール依存症だ、という話。全員の行動や生活が壮絶。面白いけど、これは読んでいいものなのか、と心配になる感じがある。こんな無茶苦茶な状況を淡々と言語化していることがすごい。表現者だからだろうか。


5月27日(月)

生成AI、すごいんだとは思うけど、なんかあまり興味を持てない。流行についていけてないのかもしれないが、もういいや。

店番が終わったあと、新刊『パーティーが終わって、中年が始まる』が出来上がったので、直接受け取る。高円寺のファミレスで。
すっきりしてて良い装丁だな。分厚すぎないのもいい。中は見る気がしない……。あとは売るだけだな。書くモードから売るモードに切り替わった。もう内容はどうでもいい。
誰に献本しましょうか、という話で、なんだか評価してくれそうな人が思いつかない。内容に自信がないわけじゃないけど、具体的な人が思い浮かばない。この人はこういうの好きじゃないだろうなあ、ということばかり思ってしまう。
誰がこれを評価してくれる、と自分は思っているんだろう。いるけど、有名な人とか成功してる人、もしくは自分と生き方が違う人はわかってくれないかも、と思ってるから献本する相手が思いつかないのだろうか。

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