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2浪日記~受験とは~

こんばんは。くまたんです。昨日のnoteを読んでくれた人はありがとうございます。今日のnoteからの人は初めまして。是非、昨日のnoteも読んでみてください。

今日は高校時代の事をメインで、少し中学のことも話そうかと思います。浪人について知りたかった人はごめんなさい。でも、現役時代があったからこその浪人なので是非読んでください。


では早速内容に入りますか。高校入学は今から5年前。いや、意外と時間経ってるな。


昨日も説明しましたが、高校は県内で1,2番を争う進学校。でも、頭がいいと勘違いして欲しくない。高校に入るのもずっとA判定を模試で取っていたわけではない。中学入学までアルファベットを言えないし書けない。でも、中学に入ると○○高校を志望。目指すなら一番がいいな。と思いがち。大学受験でも一番を狙ったような、、人はなかなか変わらないもんですね。

志望したなら、一生懸命やってみようと塾に入塾。入ったものの全然出来ない。でも、中1から中3まで休まず通い、中3になるとほとんど毎日10時までは塾に籠っていました。でも、模試では、A判定を一度も取れない。志望校を下げるか、そのまま行くか迷い親に相談。親は「やるだけやってみれば?変えたら後悔しない?落ちたら落ちた」とアドバイスしてくれました。アドバイスを参考に志望校は○○高校のまま出願。見事460/500点で合格(○○高校は450/500点が目安)。自己最高。

そして、合格したことが親戚や友達、親の知り合いなどに伝わると周りから「すごいねー、○○高校受かったんだ、頭いいね」と言われ続けた。自分は頭がいい高校に入る事が出来た、自分は頭がいいと錯覚。努力し続けることで合格出来たことを忘れる。錯覚したまま高校に入学。高1の初めに受けた試験は350人中183位。半分より下だががやれば出来るから大丈夫だろ。YDK(やればできる子)だし。今の高校生は知らないかなw

中学の時に努力して高校に入ったことを忘れ、高1の頃は、中学から続けていたソフトテニスをやる為に部活に入り、部活中心の生活。授業の予習はほとんどやらず、でも、課題はやっていました。たまに答えを見ることもありました。本当に意味がない。やっていないに等しいですね。やっている人はすぐにやめてください。

高2の冬ぐらいまではそんな勉強を続ける、しかし、冬頃になると部活の中からそろそろ受験勉強始めた方がいいんじゃないかという雰囲気が出てきて、自分もその雰囲気に流され受験勉強を始めようと書店に行くと英単語帳だけでも「ターゲット」、「システム英単語」、「速読英単語」、「鉄壁」などと数多くのものが出版されており、どれを選んだら良いのか分からなかった。どの参考書を買えばいいんだろう。てか、どこの大学を志望するかも決めていない。じゃあ、決めよう。狙うなら一番上でしょ。

東大だ。

この決定が後々まで響くとは、、科類は文3。一番入りやすいから。部活の同期も東大志望だし。高校全体の雰囲気的に私立は負け組。おかしな雰囲気ですよね。東大志望と周りに言うと「頭いいんだ」と言われる。頭いいんだと言われると悪い気がしない。まあ、東大志望になったことだし、東大志望者が良く買っている参考書を買おう。早速買いに行き、買った参考書に手を付ける。少し紹介します。

先ずは英語から。英単語帳は「システム英単語」。短いフレーズで書かれていて覚えやすいし、人気が高いから。だが、シス単をやる際、いついつまでにどこまで覚えようとは決めず、また、僕は、「英語は長文が読めればいいんだるうから時間は長文に割くべきだ」と考えていたので空き時間に単語はやればいいやと考えあまり時間を割かなかった。これは大きな間違い。単語文法と土台をしっかりさせておくべきであった。割くべきと考えていた長文にも手を付ける。「やっておきたい英語長文500、700、1000」をまず買い、500からやり始める。500ですら読んでも解けない。どうしよう。単語力、文法力が無いのに気づかず、やっていく中で出来るようになるだろう。と思い長文に力を入れ続ける。

次は数学。数学は一番の苦手教科。「focusgold」に載っている例題で解き方を暗記すれば数学の問題は解けるようになるだろう。と考え暗記に走る。暗記だけにとどまり、なぜこの解答になるかを考えていなかった。

次は、国語。現代文は得意だから優先度は低い、古典は苦手だから優先度は高い。まず、古文の勉強法が分からない。まぁ読み慣れればできるようになるだろう。z会の「古文上達応用編」に手を出したが出来ず。文法、単語が出来ないことに気づく。文法は文法のテキストをやればいいか。文法を固めることに。やるといっても助動詞の活用表を見て暗記するだけ。応用が利かない。例えば、助動詞の「き」は過去の意味で「せ|〇|き|し|しか|〇」と活用し連用形接続と覚えているが、文章中に出てくると判別つかなかった。漢文は句形が少ないから後からでも間に合うだろう。

三教科をやるだけで6月ぐらいまでかかった。学校の課題も多かった。一通り三教科やり終わると歴史に時間をかけるように。日本史は好きで2年の頃から授業の予習と復習を欠かさず。校内テストでも毎回30番には必ず入っていた。隙間時間に東進の一問一答を英単語と並行してやるように。一方世界史は何回も教科書を読んでいたが全然覚えられず。

そうしていると、夏休みに入り東大模試を受けることに。東大模試の当日まで配点、形式を知らず、模試の戦略を立てず。こういう模試の使い方は無意味。試験終了後に東大のレベルの高さを知る。大学受験は甘いもんじゃないないなと実感。

このままじゃ受からない、、

どうすればいいんだろうか。

やり方が分からない、焦るだけで何も解決出来ていない。

やらないよりは今まで道理のやり方を実行しよう。

高校の方針はセンターの対策より二次対策の方を優先。それに倣い東大の25か年の赤本をやることにする。赤本のやり方も今思えば間違っていた。そのやり方は次のようだ。問題を解く→すぐに模範解答を見る→模範解答を写す 分からないと判断するとすぐに解答を見るようにしていた。考える時間をしっかり取るべきだった。そして、10月上旬くらいになると夏の東大模試が返却される。

結果は165/440点。


到底東大に受かる点数じゃない。勿論判定はD判定

東大対策をしてなかったからしょうがないとはいえショックだった。結果を踏まえてやる気が出るかと思たが、やる気がダウン。やる勉強量は維持したまま。そのまま11月。11月になると学校の授業でもセンター形式の問題を解くようになる。センター形式は学校だけで、放課後は二次の対策を。また、11月は東大模試の月でもある。今までの努力を見せる模試。やる気がイマイチだから模試をきっかけにノリに乗っていきたい。でも、模試のために対策するようなことはしなかった。

模試を受けると、まだ問題が解けるようになっていないと感じる。結果が出ていない。なぜだろう。この時、基礎力が無いことに気づきもしない。

なぜだろう、

なぜだろう

と考えるだけで何も行動に起こさない。

そして、12月。依然として勉強法を変えず、学校ではセンター形式、放課後は二次対策。下旬になると東大模試が返却される。

得点は198/440点。C判定


20点は伸びた。220点を取ることを目標にしていたから、

目標には到達出来なかったが、このままでもいけるかも。モチベーションが上がってきた。

よし、このまま行ける。


しかし、その模試を見た親の何気ない発言。

「このままで大丈夫?東大だよ。東大は全国のトップの生徒が集まる大学だよ。学年でも10番以内に入っていないあなたがいけるの?」

確かに、この時学年では30番くらいから20番を前後していた。

でも、子供がやる気になっているのにそんなやる気を削ぐような発言するか?とムシャクシャ。普段なら笑って流せる言葉も流せなかった。

親との関係は険悪に。親へのイライラを勉強に向けた。親の顔を見たくないから部屋に籠って猛勉強。17時に帰宅してから、1時までは勉強していた。その中で勉強以外は1時間だけにしていた。親との関係は時間が解決してくれました。

そして、1月になると、センター試験だけの対策をするようになった。ついに、センター試験本番。僕は緊張するといつも吐き気がくるがなぜかセンター当日はそんなこともなく落ち着いていた。2日目も無事に終了。2日目の夜にネットで配信されている解答で自己採点してみると、

センター得点率は7割3分。


やばい、文3の足切り点を越えていない。

どうしよう。

周りに東大志望と言ってきた、

ここで志望校を変えたらカッコ悪いな。

(変なプライド。周りは周り、自分の人生だから自分のしたいようにするべき。)

プライドが邪魔したことで東大志望を変更したくない

どうしよう、文1なら足切りは越えられそうだ。

でも、二次試験でかなりの点数を取らなければ受からない。僕の心境としては、今まで二次試験の勉強をメインでやってきたのだからいけるでしょ。その反面、落ちたらどうしよう。浪人か私立か。浪人は嫌だな。私大も受けておくか。私立は3科目だし過去問を5年分くらいやれば大丈夫だろうと安易な考えから受けることに。

出願は東大文科1類、早稲田大文学部にすることにしました。なぜ早稲田にしたかというと私立にいくなら早稲田以外には行きたくなかったから。東大の試験日は2月25、26日。早稲田は東大の一週間前。東大に受かることが第一目標のはずだが、いざ早稲田の過去問を解いてみると意外と合格点に届かない。

やばい、軽く早稲田は抑えるつもりだったのに。

早稲田対策に時間をかけるようになっていっていた。自分は地方に住んでいることもあり、早稲田受験には泊まりがけ。そして、早稲田試験当日。抑える学校ともあり、

ここで受からないとと焦り、緊張

今にも吐きそう。

でも、試験は割と行けた気がした。受かったかもしれないと思いながら地元に帰宅。地元に帰ると、後はもう東大対策だけをすれば受験から解放される。

帰宅した次の日、東大の過去問を通してやってみることに。

ここで大きな落とし穴が。

記述が書けない。

1月に入ってから、センター対策、早稲田対策とあまり記述を使わない試験対策ばかりやっていなかったので、2次力が低下していたのです。想定外。正直この時期からはどうしようもなく、そのまま東大受験に臨むことになった。

前日から東京入り。その日の夜は緊張してほとんど寝れず、3時間睡眠

ついに当日。一日目は国語と数学。国語では現代文で稼ぎたいな。数学では30点くらい取れればいいな。いざ試験が始まると現代文は例年並みの難易度。古文は源氏物語。ただでさえ古文は苦手なのにもっとできない。数学は例年より解きやすい問題。これはいけると確信。そのまま1日目は終了。割とここまでは順調。1日目の夜は前日あまり寝てないこともありぐっすり眠れた。

2日目は体調はバッチリ。なんか行けそうだ。2日目は地歴と英語。日本史で稼いで、世界史は第2問の短い論述と第3問の単語問題を取ろう。英語は第1問の要約、第2問英作文、第4問下線部和訳をしっかりと取ろう。って言う作戦。実際に蓋を開けてみると、地歴は自分なりにはうまくいった。英語は、英作文で例年は写真を見て書く自由英作だったが、今いるキャンパスについての自由英作に変化しており、動揺。しかも駒場キャンパスは特徴のないキャンパス。迷いに迷い、緑が多くてリラックスしやすく本が読みたくなる。とか適当なことを書いた。動揺したこともあり、時間内に英語は終わらず。

やってしまった。

呆然としながら帰路に。

実は2月26日は早稲田大文学部の合格発表日でもある。帰りの渋谷へ向かっている京王線の中で確認する。ドキドキしながら早稲田のホームページで確認する。

結果、不合格。

嘘だろ、

何度も確認した。

無い。

あーやばい、浪人が現実味を帯びてきた。

いや、まだ東大落ちたわけじゃないし諦めないで受かっていることを願おう。

3月10日。合格発表の日。発表時間は12時。

11時50分からパソコンの前に待機。その10分間はいつもより長く感じ、今までの勉強してきた日々を思い返す。

ついに、12時。

結果は、不合格。

番号が無いことが分かった時「まあそうだよね。」とすんなり結果を受け入れていた。努力していたが、死ぬほど勉強していたかと言えばしていなかった。努力が足らなかったのだろう。そのことに気づいていたから当時の自分も結果をすんなり受け入れたのだろう。

全落ち、そして、浪人が決まった。

最後まで読んで頂きありがとうございます。明日は現役時の反省を生かしての浪人生活をお送りしたいと思います。是非明日も読んで見てください。

それでは、また

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