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伸びる受験生に共通していた点を科学的に分析してみました。その一


どうも、東大医学部の宇佐見すばるです。


今年の受験も終わり、教え子や

そうではない方から受験体験記を頂きまして


本日は、その中で伸びていた方の共通点などを

お話していこうかと思います。


ただ、共通点を話しても

腑に落ちない点も多いので


「なぜこれが効果的だったのか」を

裏付ける科学的な根拠も説明していこうかなと。


比較的に即効性が高いことを

お話しするので、ぜひこの後の勉強から

活かしていってください!


先に言っておきますが・・・


今日からあなたの

パフォーマンスが250%

高くなるかもしれません!


これは、僕の経験則や推察ではなく

『科学的なデータ』に基づいています。

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では、本題に入ります。


いくつか共通点を紹介しますが、まず1つ目。


うまくいっていた生徒の共通点として
【ブレない確固たる目標を掲げていた】

ということが分かりました。



これは、根性論でなく科学的にも

非常に有効なことなので目標などを

蔑ろにしていた方は集中して聞いてください!


↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓


僕の教えていたこの中には
熊本大学医学部の子がいましたが


1年中ぶれずに同じ目標を掲げていました。


その他にも、東大を目指していた子も

一度もブレずに東大一本でした。


慶応の子、早稲田の子、明治大学の子も

みんな一年間ずっと同じ目標でした。


でもブレない目標を立てたから

成長できたというわけではありません。


肝心なのは、本当にあなた自身が

その目標にワクワクしているか


なんですね。



今、あなたの目標が

「このまま順調にいけば合格できるだろう」


という守りに入ったワクワクしない

無難な目標であった場合・・・


1つ志望校を上げることをおすすめします。


なぜなら、無理難題を

極める目標であった場合
そうでない無難な目標よりも

パフォーマンスが250%も高かった
という歴とした研究結果があるからです。


「パフォーマンスが250%上がる、」を

分かりやすい極端な例にすると

1ヶ月で英単語1000個覚えられることが
2500個覚えられる様になる、ということです。


もちろん、その目標に対して
どれだけ本気かによって影響はありますが

無理難題の方がワクワクしますし
「やってやろう」という気にもなるでしょう。


1日の勉強時間などの水準が

否応無く、高くなるはずので


効果的であるのは、研究結果からも
火を見るより明らかだと思います。


じゃあ、明治大学から早稲田大学にする
一橋大学から東大に目標をあげる

にすればよい、わけでもないんです。

重要なのは、目標を鮮明に描くこと。


目標をただ設定しても

イメージが沸きませんし漠然なイメージだと

やる気にも繋がりづらいと思います。


夢は、サッカー選手です。


よりも


日本代表になって10番を背負い

ワールドカップでゴールを決めたい。


の方がイメージできてワクワクしませんか?


こっちの方がおそらくサッカー選手の

夢が叶う確率が高いと思います。


また、昨日伝えられなかったのですが


目標設定の仕方にSMARTの法則

というのがあります。


これは、有名な経営者や

スポーツマンも実施している方法で


よりゴールまでの道筋を明確に

イメージできる目標設定の仕方です。


SMARTの

『S』はSpecific、つまり具体的かどうか?


これは、漠然と東大に行く


ではなく、東大に合格し

意識高い友人に囲まれ、刺激を受け、

将来は企業してお金持ちになりたい。


とかあなたが心底ワクワクする具体的な

要素が含まれている必要があります。


『M』はMeasurable。

数字で語れているか?


これは、目標達成率が分かる

途中指標があるかどうか、を言っています。


受験であれば、センタープレなどが

経過指標に当たると思います。



例えば、5月の模試では

英語の点数を6割とるなど


途中でモチベーションが
尽きてしまわぬ様、経過指標を

用意しておくとゴールまでの筋道が

より明確になりますね。


『Aは』Agreed upon。

自分が同意できているか?


ここは、あなたがその目標を

自分自身で本当に納得し
向かっていけるのか

ということです。


『R』はRealistic。現実性はあるか?



無理難題の方がワクワクしますが

無謀すぎるとかえってやる気が

損なわれる、というのも

実は研究で明らかになっています。


そして最後に『T』、Time-related。

行動に期限が設けられているか?



期限が設けられていない目標に

モチベーションや向上心は沸きません。


期限が迫っている意識も

あなたが頑張れる一因になります。


受験は日程が決まっていますが

遠すぎて意識ができない人は


模試など、短期的な目標も

同時に立てるといいかなと。


これがSMARTの法則という目標設定です。


一度、SからTまでの5項目を紙に書いて

見える化することをおすすめします。


そして、その掲げたワクワクする目標が

具体的であればあるほど行動に

移そうという意欲が生まれてきて


習慣化に繋がりやすいです。


『習慣化』という点においても

うまく伸びていた生徒はうまく

マネージメントできていました。


ちょっと話は逸れますが・・・


ロンドン大学の研究結果によるところ
人間が習慣化するまでに
18日以上の日数を要する様です。


何を習慣化するかによっても、強弱があるようで
歯磨き程度の簡単な習慣なら日数は早いものの


スクワットを毎日50回やる

みたいな大変なことを習慣化するのは

もっと日数がかかるそうなんです。


ですから、勉強の習慣化というのは
スクワットよりも大変ですから
かなり日数がかかることが予想されます。


習慣を変えるには、行動しなければいけません。


具体的で明確な目標がある方は
そうではない方よりも行動に
移しやすく伸びやすいでしょう。


見事、勉強を習慣化し

成績も追いついてくれば
自分に自信がつきますし、やる気も
自己肯定感も上がっていきます。


実は、自己肯定感が高い人は成績が優秀という
文部科学省による調査も存在します。


小学6年性と中学3年生を対象に自己肯定感の高さを調べた調査で、第1位となった秋田県をはじめ上位を締める県のすべてが、合わせて行った学力試験でも高い正答率を出していた。反対に自己肯定感が低かった地域では、正答率もかなり低いという結果が出ました。


自己肯定感が低いか、高いか、で

合否がまるで決まっている様な研究結果ね。


長くなりましたが、最後にまとめ。


目標設定1つでも非常に奥が深く
大きな副次的なメリットがたくさん眠っています。


あなたは、今の目標にワクワクしていますか?


もし、情熱が湧かないのであれば
その目標は変える必要があります。

先ほど、紹介したSMARTの法則で
新しく目標を立ててみてください!


再認識することも大事なので
すでにワクワクする目標がある方も
今一度、紙に書いて見える化してみましょう!

目標を紙に書くことは、根性論ではなく事実、ドミニカン大学というアメリカの大学で紙で目標設定をした方が、電子機器より42%も目標達成率が高い、というデータが出ています。


そして、紙に書いた目標を僕に送ってください。

これは、心理学的に証明された

『パブリックコミットメント』と言う法則で


第三者に公言した方が圧倒的に

高いパフォーマンスを発揮できるのです。


今日であなたの

揺るぎない目標設定を完了させ


明日から、今まで以上にやる気が

満ち溢れているといいですね。


では、動画が終わり次第
紙ベースで目標設定をしてみてください!

お待ちしております!

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