【受験英語】会話表現 例文から学ぶ会話表現~パスチャレ#084~
written by みゆみゆ
皆さんこんにちは♪ みゆみゆです😃
本日の動画は、全国の受験生の英語勉強時間でしたね!
【英語の全国調査】受験生5000人に聞いた平均時間
https://youtu.be/XOM1Oa8IA7A
偏差値ごとの勉強時間の割合だけじゃなくて、最後に国立志望者と私立志望者の割合のデータもあり、とても興味深かったです✍️
そしてりなてぃーの初音声出演、りなてぃーとかみかみの初顔公開の回でもありましたね👏
これから新メンバーがどう活躍していくのか、とても楽しみです🥳
さて、今日のパスチャレは会話表現!日本語に直してみてください💪
“set the tone” というフレーズ、知らないよ〜って人が多いかな?
そういう時は単語の意味から確認していくと、予測しやすいかも🤔
“set” は「配置する、固定する、定める」という意味
そして “tone” には、「色調、音色、調子」などの意味がありますよね
ということは...?
⏬解答はこちら
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“set the tone” には「基調を定める、雰囲気を作る」という意味があり、
“You have to set the tone.” で「あなたが雰囲気を作り出さないと」という意味になります😊
“set” の「定める」という意味と、 “tone” の「調子」という意味を知っていれば、覚えやすいですね🌟
“set the tone” には定訳はなく、文脈に合わせた和訳を当てる必要があるのですが、基本的には「全体の雰囲気を整える、合わせる」といったニュアンスになります
では、実際にどのような場面で使われているのか、一緒に見てみましょう👀
<場面1>
A: How was the meeting yesterday?
(昨日のミーティングはどうだった?)
B: Cathy’s speech set the tone for the whole meeting.
(キャシーのスピーチが、会議全体の方針を打ち出したんだ。)
<場面2>
A: Did you enjoy the party last night?
(昨夜のパーティーは楽しめた?)
B: Yes! Justin’s warm greeting really set the tone for the party.
(うん!ジャスティンの温かい挨拶がパーティーの雰囲気を盛り上げてくれたんだ。)
こんな感じですね〜🙆♀️
そしてこれらの例文からもわかるように、 “set the tone” 直後の前置詞は、方向や対象を表す “for” が圧倒的に多いんです
ここで、私がこの “set the tone” というフレーズを知ったきっかけを書きたいと思います✨
このフレーズは、ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイ主演の映画「マイ・インターン」に登場していました
まずは、軽く映画の説明をしますね
インターンといえば、学生が就活する前に行うイメージですよね
しかしこの映画では、さらに進化した形で高齢者のインターン活用をベンチャー企業が行うとどうなるか、というお話になっています
ところが、ベンチャー企業の女性社長(アン・ハサウェイ)は、高齢のインターン生(ロバート・デ・ニーロ)を受け入れることを毛嫌いし、「なぜ老人を私の直属に?」と言います
その際に柔軟な思考の部下が放つ言葉が
“Because you have to set the tone.”
であり、字幕では「君は社員の手本だ」となっていました
映画から会話表現を学ぶのも、楽しいですね😆
では最後に、皆さんに問題を出したいと思います!
Q. 次の日本文を参考にして、( ) 内の語句を正しく並べ替えなさい。
この決断が、今年1年の基調を定めることになります。
(decision / set / tone / this / will / the / for) the rest of the year.
⏬正解は...
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This decision will set the tone for the rest of the year.
です!
ここまで読んでくれた皆さんなら、正解できたかな?😄
今日はここまで。読んでくださりありがとうございました😉
明日のPASSLABOの動画、そしてパスチャレもどうぞお楽しみに〜🎬
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東京外国語大学 言語文化学部英語科 1年 みゆみゆ
Life is a box of chocolates. You never know what you’re going to eat.
人生はチョコレートの箱。食べるまで中身はわからない。
私の好きな言葉です。もちろんチョコレートも大好きです(笑)
何事もチャレンジしてみるまで本当のことはわからない。この考え方を大事にしています。
幼少の頃にカリフォルニアに住んでいた経験があり、英語が得意です。大学では翻訳・通訳の技術を学んでいて、異文化コミュニケーションにも興味があります。
8月も下旬となり、中高校生の方々はすでに学校が始まったり、もうすぐ始まる頃になっていると思います。 大学は今夏休みで、大学の秋学期開始は9月後半から10月頭あたりといったところです。さて、秋からはどんな授業を選択しようかな〜と考えています🍁
春学期で面白かった授業の1つは、心理学でした。心理学には印象的な用語があり、「認知バイアス」がその1つです。認知バイアスとは、ある事象の評価において特定の情報を重視しすぎることをいいます。
つまり、上記の映画の女性社長は「高齢者はベンチャー企業には向かない」というバイアスがかかっていたのかも?というのが見どころです⭐️
この認知バイアス、私たちのあらゆる思考方法に当てはまる事象があって、私たちが普段、情報を得る際にいつの間にか自身に都合の良い情報ばかりに目が行き、そこで満足してしまうことなどが当てはまります。
あらゆる可能性に目を向け耳を傾ける意味を、映画に教えてもらえた気がしました🍿
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