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詩集 陽光のかほり・・・ 第 104 篇「意識の手綱」


ふと気付くと?
何時も 同じな 自分 
10 代の時も
20 代の時も
幼少期も 成人期も?  
身体は どんどん 成長し
その成長は クライマックスである 臨終へと
日一日 時 一秒つづ ゆっくり 向かっていく
けれど 幼少期も 成人期も
意識は老いる事などなく 日々 絶えず
あれこれ・・と連綿と 自己自覚の手段を 

外との対比から得ようと苦悶続ける
意識の手綱を
他者に渡す事なかれ
唯一無碍の主は終生 自分自身
自己自覚が 始まった時から 
手綱は 常に 主の手元に
一日も早く 外側に預けた 手綱を 主の元に
心身ともに 手綱を 携えたとき
同時に外側の世界の受け止め方が 大きく変わる

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