睡眠時間はどのくらい？

　睡眠時間は、年齢や体質等によって違います。自分自身を考えると、若いころはずっと6時間でした。でも、年齢を重ねるごとに、短い睡眠時間では、昼間に睡魔に襲われるようになりました。昼間に眠たくなるのはまずいと思い、睡眠時間を8時間確保するように変えました。すると、昼間に睡魔に襲われることがなくなりました。

　昔は、長く寝るのはもったいないと思っていました。起きている時間を長くして、いろんなことをする方が良いと思っていました。睡眠学習をやろうとしたこともありました。しかし、自分自身の１日を振り返ると、あれもこれもやろうと思い過ぎて、結局は、どれも中途半端に終わっていることに気がつきました。このため、自分にとって、一番大事なことから順位付けして、生活を見直すことにしました。

　従来の考え方とは、180度考え方を変えました。いろいろやりたいから寝る時間を削るのではなく、いろいろできる健康な身体を維持して、残った時間で、いろいろやるようにしようと考えました。健康に必要な睡眠時間は、一番最初に確保しました。確保した時間が8時間です。8時間寝ていれば、昼間睡魔に襲われることもありませんし、起きている時間は頭もすっきりしています。

　やりたいことに必要な時間から先に確保するのではなく、起きている時間に睡魔に襲われないための睡眠時間を先に確保することから考える方法で、睡眠時間を決めると、一日中すっきりと生活できる気がします。睡眠時間は一日の中で一番長いまとまった時間です。検討する価値があるものと思います。