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フルリモート×フレックス~トレンドのはたらき方について~ #座談会

【参加者プロフィール】
Nさん グループデジタル変革推進本部 ビジネスITアーキテクト部 人事システム室

2018年4月新卒入社。主に人事システムの企画・運用・保守を担当。
現在は人事システム担当チームにて、スクラムマスターとして案件管理や、スクラム活動を通じたチーム育成を担っている。

Sさん グループデジタル変革推進本部 ビジネスITアーキテクト部 セールス&マーケティング室
2019年4月新卒入社。入社後は全社の営業/マーケティング領域のシステム企画・運用・保守等を行う部署に所属。現在は営業アプリのProduct Ownerとして、業務施策や機能開発の企画や実行を担っている。

Kさん グループデジタル変革推進本部 ビジネスITアーキテクト部 人事システム室
2020年4月新卒入社。入社後の配属では電子契約ツールの社内展開や文書管理システムのリニューアルを経験。
2022年4月に人事システム室に異動し、既存の人事システムの運用・保守と並行して、新たに人事関連システムを導入するプロジェクトに参画している。

ごきげんよう、Tech Blog編集部です。

パーソルホールディングスのテクノロジー部門で働くメンバーが、普段どのようなことを考えて働いているのか、リアルな声をお届けするために、座談会形式でインタビューを実施いたしました。
今回はグループデジタル変革推進本部から3名が集まり、「フルリモート×フレックスのはたらき方」をテーマに語りあいました。

―これまでの簡単なご経歴を教えてください。

S:2019年新卒入社です。入社時から営業・マーケティング領域のシステムを担当しています。大学でIT系の分野を研究していたわけではありませんが、もともとITに興味があり、また企画にも興味があったこと、面接官など選考を通じて会った人が良かったので入社を決めました。

K:2020年新卒入社です。最初の配属は僕が入社したタイミングでできた室だったため、明確な業務カウンターやプロダクトがなく、小さなサービスを幅広く担当している室でした。そこでは電子サインの展開、イントラにある社員検索システム(社員の所属組織などを名前から調べられる仕組み)の保守、文書管理システムを新しくするという業務を担当しました。2022年4月から人事システム室に異動して、人事系基幹システムの運用保守、新システム導入プロジェクトにも参画しています。

N:2018年新卒入社です。入社時から一貫して人事領域のシステムを担当しています。昨年からスクラムチームのSM(スクラムマスター)を担当するようになり、現在は組織管理をメインに担当しています。

―まずはフルリモート・フレックスのそれぞれの良さを教えてください。

S:リモートに変わって良かったところは好きな環境で働ける点です。オフィスだと、例えば空調が暑い、寒いがあるが、家だと自分の好みに調整できます。また好きな音楽を流したり、自分の使いやすい道具を使えるので集中しやすい環境を作れる点が良いところです。

K:入社時からずっとリモートワークで、「通勤」ということにあまり馴染みがないので、月に1回など出社する際に、通勤ってこういうことか!と大変さを痛感します。Sさん同様に好きな環境で働ける選択肢があるというのはとても大きくて、会議のない日は好きなカフェで作業することもできるのがいいですね。

N:通勤がなくなったのは、本当に嬉しかったです。、満員電車が苦手だったので、会社に着くだけでかなり疲れていましたが、今は充電90%くらいで業務を始められています。通勤以外では、自分が集中したいときにしっかり集中できる点です。出社しているときに話しかけてもらえることはいいのですが、集中とのバランスは難しいと感じていました。

S:リモートとフレックスは相性が良くて、今日は7時に始業して早めに退勤する、とかもできるのでとても便利です。住んでいる場所がオフィスまで片道2時間くらいかかる場所なので、フレックスは在宅勤務ならではと感じています。

―ではフルリモート・フレックスで働く難しさはありますか?

S:たくさんありますね。皆さんどうですか?

K:社会人になった当初からリモートだったので、仕事の進め方をつかむのに時間がかかりました。例えばわからないことがあったときに、その場で聞いて、ヒントをもらってやってみる、というのがスムーズにできなくて苦労していました。もちろんチャットで質問などをすることもできますが、タイムラグや心理的なハードルなど、直接会って会話をするようにスムーズにはいかないことも多いので、新卒、中途に限らず苦労するポイントだと思います。克服方法とは少し異なりますが、図々しくチャットして質問していかないと仕事が全然進まないことに気づいてから意識的に連絡するようになりました笑。

N:新卒で入社してリモート、というのは確かに大変ですよね。さきほど集中力の話をしましたが、これは本当にメリットとデメリットの両方があって、自分が話しかけたいときにリモートだと相手の状況がわからない、という問題があります。直接話して進めた方が早いな、という時があると思うのですが、リモートだと難しいなと感じています。

また、出社しているときは他本部と交流がありましたが、リモートになってからは全くなくなってしまって、業務をする中で「この人誰だろう?」ということがあります。事前に知っている人にはチャットで連絡しやすいのですが、全く知らない人だと「直接連絡して大丈夫かな?」など一瞬の躊躇があります。他にもわざわざ声をかけるほどではない軽い雑談がなくなってしまっていて、近くにいれば「この人最近入社した人だよ」とか、「この後飲みに行こう」とかができていたのが、なくなってしまいました。

S:同感です。たまたま誰かと会って、誰かと話すという機会が少なくなりました。同期と「最近どう?元気?」という会話から話が膨らんだり、仕事でやり取りしている相手とたまたまオフィスで会って、何気ない雑談から仕事の相談ができたり、そういうのがないんです。

社内のコミュニケーションツールでは雑談のチャネルが用意されていますが、そこでは「雑談」という目的があって雑談するので、その延長で仕事の話をするのは難しいし、誰かにチャットする場合も常に目的をもって、文章を書いて送らないといけないので、対面に比べると心理的なハードルを感じます。対面だと、話せそうなタイミングで相手に声をかけたりできましたが、そのように雑談からカジュアルに仕事の話をするといった機会がなくなりコミュニケーションは難しくなりました。

また、それによってチームの一体感が希薄になった気がしています。最近はオンラインホワイトボードを使って共同作業をすることが増えたので、やっと元の感じに戻ってきました。それでも同じチームでもカメラオフのオンライン会議は反応もわからないしさみしいですね……。

K:オンラインホワイトボード上だと、リアクションがとりやすいためやり取りしている手触り感がありますね。カメラマイクオフの会議ではリアクションが見えないことがやりにくさを助長していると思います。

S:とはいえリアクションをとるのも難しいんですよね。面白いなと笑うだけでも、チャットに書き込みにくい時があるし、実際に声を出すと発表者の声に干渉してしまうのでマイクはオンにできないですし。

―――——リモート中心のはたらき方になり3年目ですが、まだ課題は尽きないため、グループデジタル変革推進本部では半期ごとのキックオフを対面で実施しコミュニケーションの機会を設ける、週次で本部全員が集合する会を実施するなど模索を続けています。―――——


―コミュニケーションの点で悩みは尽きないかと思いますが、リモートワークを快適に過ごすための工夫について教えてください。

K:それは僕も知りたいです。おすすめのデスクや椅子とか、隙間時間で工夫していることとか気になります。人によっては筋トレをしている人もいるらしいですよね。欲しい物で言うと、僕はモニターを4つくらい置きたいです。

S:確かに細かいExcelを見るときとか2面じゃ足りないよね。ちなみに椅子は5万くらいするいいやつをこだわって買った方がいいです。僕は安いのを買ったんですが、買った時から座席部分が左斜め前に傾いていて腰が痛いです笑。

N:私はいい椅子買いました。中古だったので3万円くらいですが、元値は20万円くらいかな。

K:それはすごい。業務中の包容力は椅子から来てたんですね。僕のおすすめは静音・無音マウスです。オンライン会議中にクリック音を拾っている気がして、カチカチうるさいと思う人もいるかもしれないので買いました。

N:それは全く気にしたことがなかったです。他には、パソコンを少し高くする台を使っています。

S:僕も使っています。パソコン画面と目線が合うのでノートパソコンが小さいモニターみたいになるんですよ。

N:まだ使い始めてないのですが、今楽しみにしているのは足元に置くヒーターです。ぽかぽか過ごす冬が楽しみです。

実際にリモートワーク、フレックスタイム制を利用しての感想、ありがとうございました。

在宅勤務の環境を整えるために、上述以外に昇降式の机や角度が変わる机がおすすめという声もありました。
これから在宅勤務を始める方は是非ご参考にしていただけましたら幸いです。

※所属組織や業務内容は2022年12月時点のものです。

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