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ドイツでレンタルピアノの調律。迅速対応に驚く!

昨日はアマゾン(日本の!)の実働3日での配達に驚いたことを綴りましたが、最近依頼したピアノの調律もいつも以上に迅速でした。

レンタル中のピアノのキーの一つがカチカチ音がするようになり、調律の予約のリクエストするメールを書いた後、翌日電話があり2日後に予約が取れ、調律は無事終わりました。続く迅速なカスタマー対応に、もしや「"サービス砂漠"で有名なドイツって実はカスタマーサービスの国だったの?」と妙な勘違い?をしそうです。笑

おまけに、わたしがピアノを借りているSteinway Studio指定の調律師さんが約束の時間の30分前に到着したときにはサンドイッチを頬張っている最中で焦った! 今まで6年のドイツ生活で、タイルの修理をする職人、水のメーターを測りに来る人など、約束の時間前に来る人はほとんどいなかったので(=30分遅れくらいは当たり前)、半休まで取ってゆっくり待っていました。調律師のおじさま、異音問題を解決して、最後に試し弾きでバッハを弾いていたが、上手で聴き惚れました。マスク姿でバッチリコロナ対策をしてきてくださいました。ありがとうございました!

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閑話休題。借りているピアノはSteinwayのシスターライン?ともいうのか、Bostonのアップライト、サイレント機能(ヘッドフォン)付きです。以前はKawaiのサイレントピアノを借りていました。

今住んでいるアパートが築100年を超える古い住宅(アルテ・バウ)。こんな古い物件に初めて住んだわたしは、ピアノをレンタルするときに床が抜けないか、不安になりました。床が一部ミシミシいうところがあるので、レンタル契約書のサインのときにSteinway Studioの担当のお兄さんに、「うちのアパートは築年が古く、床がちょっとミシミシ言うところがあるのですが、アップライトピアノ、大丈夫ですよね?」と一応聞いたら、お兄さん、ポカン。いや、そうですよね、ドイツはアルテ・バウなんてゴロゴロあるでしょうから・・・。こういう質問を投げかけるのは日本人くらいかもしれないけれど。

以前アメリカのアパートに住んでいるときにも、床がちょっと傾いていて気持ちが悪いと大家さんに言った日本人同僚がいました!笑。ゴルフボールを床に置いて転がるでしょ?って。「そんなことを言うのは日本人くらいだ!」と大家さんがちょっとムッとした、という話を思い出しました。

さらに、やっぱり不安でドイツのピアノマイスターさんにコンタクトしたところ、「ドイツの家具、食器棚や本棚をフルに入れた状態でもすぐに200−250キロくらいはなりますよ。アップライトピアノを入れるのに床の補強をすると言うのは経験上聞いたことありません」とお言葉を貰い、ちょっと安心。確かに、ドイツの家具類は重いし、本も重い。

BostonはKawaiよりレンタルフィーは若干高額ながらも音がとっても良いです!

ピアノをレンタルしたときも、調律したあとも、「ピアノを楽しんでね」と言ってくださるのが良いなあと思います。ま、練習はボチボチなんですが・・・。


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