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【NPO職員のキャリア紹介】みんな悩み・考えるよね。キャリアについて③

こんにちは!
働く方のQOL向上と組織のパフォーマンス向上を支援する株式会社ととのえ(@totonoe.qol_performance)です。
今回は、Beeeeeeちゃんの先輩であるLさんの社会人以降の歩みを簡単にご紹介します!
ゆとり世代や20、30代のキャリア観の一つとして、お読みいただければと思います〜
 

1.NPO職員として、中高生の可能性を開くパートナー


 現在は、NPO職員として、中高生の深い学びのサポートや、中高生が”他者を巻き込んでこんなことをやってみたい”という想いの実現に向けた伴走をしています。
 中高生は、エネルギーがすごく高いんですよね!なので、仕事をしながら、とても多くのエネルギーをもらったり、元気をもらったりしています!

2.ポジティブでアクティブ!な性格


 性格診断でも絶対に第一位に出てくるほどの超ポジティブさと考えるよりも行動をし、様々なところに足を運ぶほどのフットワークの軽さ(フッ軽)を持っています♪
 関わる人は大体、明るいから元気になると言っていますし、話していると悩み事がなくなるほどポジティブ。そして47都道府県を訪れたり、興味があるところには時間を作って、足を運びます!

 そんなLさんが、新卒からどのようなことを考えて、感じて、現在まで働いてきたのかを紹介します。


3.ガムシャラに超楽しく働いていた若手の頃


 興味を持っていた教育に関わることと、裁量権が大きく、兎にも角にも成長ができる組織で働きたいとの思いで、一社目:企業で働く人・組織の成長支援を行う会社に入社を決意しました。
 初めの配属は、出身地とは異なる地域となったため、仕事をする以外の選択肢がなく、成長をしたいと思っていたため、良い環境下で仕事をスタートさせました。
 仕事第一でガムシャラに働き、一年目では仕事とは何かを知りながら、先輩から仕事を奪うなどで仕事の幅を広げました。幅が広がると楽しくなっていき、さらに仕事に力が入り、年次を重ねるごとに仕事を創る経験をしたり、横展開する方法を考え、実行していました!できることがどんどん増え、お客さんに信頼され、とても楽しい時間を過ごしていました。
 さらに、一緒に働いている方々が、懸命に考え、価値提供している姿に、刺激をもらうだけではなく、働いている大人は輝いていてかっこいいと感じていました!

4.チームの良さや大切さに気がついた20代後半


 プレイヤー全盛期の入社から数年後には、後輩の育成を任され、その後は、チームをもちマネジメントする役割を担うことや、お客さん先に常駐するという経験もしました。
 初めての後輩育成では、自分とは全く異なるタイプであったこともあり、戸惑うことばかり。思うようにいかないことや自分のやり方を見直さないといけないことが幾度もありましたが、後輩と何度も話し合い、関わり方では試行錯誤を重ね、一緒に成長していきました。
 その後、マネジメントする人数が増えていきチームマネジメントの役割を担った際には、業務のサポートに加え、メンタルマネジメントに多くの時間を割くなど、マネージャーとしての仕事を初めて体験しました。一方でチームメンバー、一人一人の違いや互いに協力をしあうなど、複数のメンバーがいるからこその学びもありました。
 また、お客さん先に常駐して、一緒に働く人が変わり、組織風土が全く異なる世界での仕事も味わいました。考えるよりも行動する性格だったため、常駐という選択ができましたが、考えてから行動していたら、断っていたかもしれないほど大変な経験でした。組織風土や価値観、仕事の進め方の違いに苦しみ、さらには、自分の強みを出すことができず居場所ができず、社外だからこそ感じる辛さも味わいました。
 この数年間では、チームが作る雰囲気やメンバー同士の関係性、メンタルマネジメントなどを学ぶとともに、チームだからこそできる協力や支え合いなどを感じていました。 


5.外の世界での新たな出会い


 週5日のフルタイムで働きながら、社会人3、4年目になってくると、外の世界が気になってきました。フッ軽なこともあって、学校教育に加え、地域で人や街を育んでいくことに興味があり、実態を知りたく、様々な地域に旅行にいきました!旅行先では、教育団体や教育委員会の方々と話す機会を作り、現地での活動を教えてもらうなど五感を使って、様々なことを知りましたし、さらには、出会いもたくさんあり、現職につながる人との出会いもありました。外に行くと出会いがあり、とても楽しいですね♪

6.立ち止まった時、次の道を考えた

 コロナが流行し始めた頃、働き方が変わり、業務内容の一部が変わりました。その際に、私がやりたいことは、目の前の仕事なのか?本当にやりたいことは何なのか?私にとっての喜びは何か?などを真剣に考え始めました。
 またその頃、当時働いていた一社目で「表現をする」つまり、自分が考えていることや感じていること、見えていることを文字だけではなく、色や形、活動などで伝えて、互いに共有したり、議論を整理したり、深く考える入り口にしたりするという仕事を創ることができ、改めて、これがやりたいことであり、好きな世界観であることを認識しました。一社目では、好きな世界観を仕事の大半にすることが難しかったため、自分がやりたいことにたくさんの時間を使えるように、転職を決意しました。そして、旅行先で出会った方々と働くことにしました。

 

7.より好きな世界の仲間入り。感動と葛藤を感じる日々


 転職をして、より好きなことを思いっきりできる環境に!好きなことができているという実感と中高生の成長を感じることや彼らから学びをもらったり、さらには、これまでやったことがないことへの挑戦ができているという喜びを感じる日々。
 その一方で、年齢が近く、同じ役割であるものの、自身とのあまりにもできることの違いに、これまでのキャリアでの自分の武器の少なさや不甲斐なさを感じることが幾度。
 自分にできることは何か、自分が提供したいことは何かを考えながら、色々と試してみるなど、これまでで培ってきた経験を基に、自分の役割を変えてみたり、人に頼ってみたりと、転職したからこその苦悩と楽しさの中、現在は働いております。

8.好きな世界観の実現に向けて、これからも試行錯誤!

 高校生・大学生の頃から、一人一人が自信を持って過ごせるように、地域と繋がれることや居場所が複数あり、選択ができる環境づくりをしたり、そのような架け橋になりたいと思っており、今でもその目標に向かって歩んでいます。
 日々、中高生と関わることで、中高生同士の学び合いによる成長や彼らの可能性の凄さに毎日驚いています。一方で、社会人・大人の世界にも可能性があり、将来、中高生が活躍する場でもある大人の世界でも仕事をしていきたいと思っています。
 やりたいことがたくさんあるため、これから先、どんな選択をするのか、どのような出会いがあるのか、楽しみながら日々を過ごしていきます。


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