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福岡~宮島~尾道の旅(6/10)

2日目 5月5日(金)

<今日のスケジュール>
博多~広島 新幹線で移動しながら朝食
広島~宮島 船で川から海へ
宮島 昼食と厳島神社参拝
宮島~尾道 夕方の散策と宿泊

アラームの音で目を覚ましました。時刻は6時。
明らかに疲れは取れていない感じですが、ベッドから出て皆黙々と支度をはじめます。
外の様子はどうだろうと窓を開けてみると、晴れてこそいませんが雨は降っていません。どうかこのまま天気が持ちますように。

予定では7時15分にホテルを出ますが、余裕がある時は全て前倒しで進めるようにしているので、6時50分に部屋を出ました。
早く出た分は、駅で駅弁を吟味する時間に回します。

チェックインも無人でしたが、チェックアウトもタッチパネルで行います。
カードキーを差し込んで下さいと音声が流れるので差し込むと、スルスルと飲み込まれ画面には残り1枚と表示されています。
ありゃ、発行した分は全部回収されるのね。
もう1枚も返却して、ホテルを後にします。

気温は寒くも無く丁度いい感じです。
最寄りの中州川端駅から地下鉄で博多駅まで向かいます。
駅に着いたら今日の朝食、駅弁を購入します。
どれもこれも美味しそうで迷いますが、折角なので明太子の入ったやつを買ってみました。

今日と明日で3回新幹線に乗りますが、今回は初めてスマートEXを使ってみました。いわゆるチケットレスというやつです。
JR東日本の「新幹線eチケット」ともまた違うのですが、結論から言うと便利でした。
いずれこの旅行記が終わったら、備忘録的な意味も含めて各種チケットレスサービスについての記事を書こうかと思っています。

JR西日本を普段から利用している人には当たり前なのでしょうが、自動改札から紙が出て来るのでそれを受け取らないといけません。

スマホを自動改札にタッチすると出口でこれが出てきます
でもこの後、使う場面はありません

ホームでしばらく待つと、のぞみ10号がやってきました。

福岡ともお別れ

広島まで僅か1時間の旅なので、席に着くと早々に朝食を食べました。

博多めんたい牛めし
いわゆる牛肉弁当に辛子明太子が入っている感じ

朝から美味しいものを食べて罰が当たりそう。明太子はやっぱり美味しいなぁ。
そうこうしているうちに車内販売がやってきました。
迷うことなく食後のコーヒーを買いました。

食後のコーヒーは落ち着きます

そういえば九州から本州に行くには、新関門トンネルを通ります。ご存じ海底トンネルです。
何か特別な事があるのかと外を見ていましたが、いつ入ったのかもわからず、だいぶ長いトンネルだなぁじゃぁこれが新関門トンネルかぁといった感じでした。

コーヒーも飲み終えた頃、あっという間に広島に到着です。

雨はまだ落ちて来ていない様子

広島駅は恐ろしく混雑していて、込み具合は博多駅以上のものでした。
広島駅ではあまり時間に余裕がありません。
まず最初にすべきことは、コインロッカーにスーツケースを入れる事です。
現在広島駅は改装工事を行っており、コインロッカーも仮設のものが設置されています。
急いでそこに向かうと思いのほかロッカーの数は少なく、全て埋まっていました。

まずい空いてない、とキョロキョロしているとサミット直前で巡回中のお巡りさんが、反対側の出口にもロッカーがあって、いまならまだ空きがあると思うと教えてくれました。
今来た道を一目散に引き返して、新幹線口に向かいます。
教えられた通り、こちらはまだいくらか余裕がありました。
早速荷物をロッカーに入れて、また来た道を戻ります。

なんとかプランAの電車に間に合いました。
ここから広島電鉄の路面電車で移動です。交通系ICカードが使えるので本当に知らない土地での移動が楽になりました。Suicaさまさまです。

広島駅前が乗り場になっています
あれに乗って行きます

ガタゴトと15分程揺られて、本通駅で降ります。
ここから歩いて5分ぐらいで乗船場です。
チケット売り場に着くと長蛇の列です。事前に予約はしていましたが仕組みがわからず少し不安です。
列の最後尾にいた係のおばさんにチケットを買ったのか聞かれました。
10時10分の便を予約しているが、チケットの購入はまだだと答えると、この行列は10時の便なので、横から進んでチケットを買って下さいと言われました。

チケットGET

チケットを買っている間に、先ほど並んでいた人たちが船に乗り込みました。
その後すぐに僕たちの便の乗船が始まりました。
実はトイレを済ませておこうと辺りを探したのですが、トイレはありませんでした。ここはただのチケット売り場&乗船桟橋なのでここにもありません。
まぁ我慢できるしいいかと船に乗ったら、船にちゃんとトイレはありました。乗る予定の方は安心して下さい。

この平べったい船で行きます

船は三人掛けの椅子が両サイドに並んでいます。人数分のチケットしか売らないので全員座れますが、列の後ろに並んでいた人は連れと離れ離れに座る可能性もあります。
全員の乗船を確認して船は動きだしました。

原爆ドーム

海に出るまでは川から市内見物です。
モニタでは窓から見える建物の説明が表示されています。
船は川をゆっくりと進んで行きます。時速30kmぐらいでしょうか。

やがて外海に出ると船が揺れ始めました。と同時にエンジンが唸りをあげてスピードが出始めました。
これから高速航行に入るので立たないで下さいと、船内にアナウンスが流れます。
船首からあがった波しぶきが窓の横を流れて行きます。今度は時速50km以上は出ているでしょう。

バンバン飛ばします

やがて宮島が近づいてきました。
あっという間の45分の船旅の終了です。

うらら号

つづく

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