金融の志望動機ってこれでいいんかな?

22卒予定ですが、地味に就活も少しだけやっているので、最近よく考える質問
「なんで金融業界を志望するんですか?」
に対する回答を考えてみました。

コメント・FB頂けるとありがたいです。

結論からまずいうと、理由は2つあって①専門性の高い仕事だから。②日本(経済)に貢献できる仕事だから。

自分が明確に金融に興味を持った最初のきっかけは、TOKIOの長瀬さんが主演のドラマ“ビッグマネー”を見た時なんですよね。

父親が地方銀行の勤めで、小学生とか中学生の時にたまに、昔のお金を両替して持って帰ってきてくれることがあったんですよね。
聖徳太子の一万円札とか、岩倉具視の500円札とか

それで、必然的にカネというものに対して他の男の子がミニカーとかベイブレードとか集めるとの同じ感覚で興味を持っていた。でも、当然世の中には様々なレアなお金というものがあってそれを揃えようにもレアすぎてかなりの高額で取引されるものがあることをお金の図鑑から学んだんですよね。

そして、高校だか大学の始めだったかに見たビッグマネーで主人公が個人トレーダ―として金を稼ぐ姿を見て、これだけお金を稼げたらレアなお金をどれだけ収集できるだろうかと考えた。

しかし、ドラマを見るにつれて興味を持ったのは、お金そのものよりも、金を稼ぐ方法だった。

最初に衝撃を受けたのは信用取引によるカラ売り。
株価が上昇すれば儲かるという従来の自分の考えを、まさに180度変える出来事だった。

どんな局面でもお金って絶えず動いていて、その波をつかむ人とつかめない人が世の中にいることを知った。

それで金融というものに少しづつ興味を持つようになった。
そこで振り返るに父親の仕事も地方銀行の支店で地元の中小企業のお客様にお金を融資しているということを思い出した。

ここでの気付きは、金融にはいろんな面があるということ。
例えばうちの親父のように銀行さんは、私たちの銀行預金を法人に融資することによって利ザヤを得るという、頑張っている中小企業のためになる社会的意義のある仕事だと。
一方で、ドラマで見たトレーダーはとにかく市場と向き合って自らの利益を得ようとする仕事。

金融と一口にいってもたくさんの種類があって、自分の興味のあるものがきっとある、自分の強みが活きるところがきっとあると感じるようになった。

そして、何より金融には(場合によっては人から預かった)お金を扱うと言うどんな業界よりも責任のある仕事であると感じた。

そして、経済学部に進学し、証券アナリストの勉強を始め、
金融の魅力をもっと知るようになった。

即に興味を持ったのは、やはり金融における戦略や手法である。

具体的には、金儲けやリスクヘッジのためにデリバティブを使ったり、企業金融においては、自社株買いやMM定理を用いて、企業価値向上につなげようとしたりなど

それらを通じて、やはり金融は高度な専門性でダイレクトにお金という価値を生み出す仕事だと考えるようになった。

そして、金融について個人でも、勉強会参加からも、金融業界の方とお話させて頂く中でも、学んでいった。

その結果、やはりマーケットの縮小する日本において日本企業の役に立つようになりたい。世界経済に対して左右される日本の経済を少しでも良くする仕事に就きたいと考えるようになった。

中でも金融なのは、多くの日本企業に貢献できる機会があるから。

そして、金融の専門性とビジネス目線の専門性によって価値を生み出せると考えたからだ。

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