2023年3月15日面接官の肉を食らう ウミガメのスープ

ある会社は人手不足のため人材募集の広告を出した。
すると、ひとりの男が面接にやってきた。
話を詳しく聞くと男が希望する条件と会社の募集要件は合わなかった。
男は不服そうに面接会場を後にし、面接官はその後、不採用メールを男に送った。
翌日男はしぶしぶ会社に入社した。それはなぜ?


男は希望条件を変えましたか?
__いいえ、変えていません。
会社は募集要件を変えましたか?
__いいえ、変えていません。
それは本当に人材募集の面接でしたか?
__はい、そうです。
男の入社を会社は歓迎しましたか?
__いいえ、みんなが困惑していました。
男が入社したのはメールがあったからですか?
__はい、そうともいえます。
では男が入社したのは不採用メールがあったからですか?
__はい、そうです。
不採用メールには「不採用」との文言はありましたか?
__いいえ、ありません。
不採用メールには入社を促す文面がありましたか?
__なんともいえません。しかし男にとったらそうであったかもしれません。


面接から3日後、男は面接官からこのようなメールを受け取った。
「慎重に協議を重ねました結果、誠に残念ながら貴意に添いかねる結果となりましたことを通知いたします。なお、選考に関しましては、総合的に判断させていただいておりますため、その結果についてのお問い合わせにはお答えを控えさせていただいております。」

男は自分が希望している条件と合わないため、この会社は選考が進んでも内定を辞退しようと考えていた。だが、ここには「貴意に添いかねる結果となった」と書いている。どうしよう、本当に残念だ。ここには行きたくなかったのに。



答え:入社の意思がない会社から「貴意に添いかねる結果となった」と連絡がきたため。


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