破滅チャン

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破滅日記 6.23

久しぶりにLINEの友達欄を覗いてみた。 みんなの更新を見るのは少し楽しい。 今でもよく遊んでくれる人。 最近会えてない人。 何度か会ってそれっきりの人。 共に青春を駆けたかつての学友。 そして、もう、会えなくなった人。 未練があるわけではない。 もちろん恋心なんて残っちゃいない。 ただ、更新されたホーム画の飼い猫の写真を見て もうその名前も思い出せないほど時が流れたことをどうしようもなく実感させられてしまった。 あれだけ時間を共にして、あれだけ感情を分かち合ってき

    • 孤独蠱毒

      皆さんもご存知かと思うが人生はつらく厳しい。 これは許されないことだ。 わたしのようにどれだけのうのうと生きていようとも、ヒトは何かしら苦悩は抱えてしまうものだろう。苦しい時、誰かを頼りたくもなるだろう。だがヒトは他人の苦悩を絶対に理解できないと思っている。似たような悩みに見えてもその色や模様は必ず違う。人間は本質的に孤独だから。その人だけの人生を歩んでいて、その人だけの経験があって、その人だけの感性があるから。ヒトの悩み事を他人が同じ目線で考えることは出来ない。 わたしは

      • ニンゲンみるふぃ~ゆ

        ニンゲンの中身はその人に最も近しい5人の平均とも言われているほどに、周りの人から影響を受けているしそれが積み重なって今のその人が成り立っていると思っている。 わたしは自分の中に他人の影が残ってるのをふと感じる時がめちゃくちゃに好きだ。 無意識に人のしゃべり方が出ちゃった時。 ふとした単語から人の口癖が連想された時。 洗剤や香水の匂いで誰かを思い出した時。 食べ物にだって"誰か"が潜んでいる。 他の人の中に過去の人の影が見えるのは少し嫌い。 わたしの知らない部分を見せつけら

        • お嫁さんお婿さん論争

          「破滅さんってどんな人がタイプなんですか?」 何を言っているんだ、ぽまえ。 わたしはこの質問が嫌いだ。 嫌いになるのは理由があるが、好きになるのに理由はいらないと思っている。むしろ恋はそうあるべきとも願っている。 だが生きていく上でこの手の質問は避けられない。恋バナはわりと万人共通の話題であり、好きなタイプは本人の恋人の有無などに関わらず聞けて、話を広げやすく、使い勝手のいい質問だから。 この質問に真剣に答えようとすると、結構難しい。 それこそ中学生の時であれば「黒髪

        破滅日記 6.23

          俺様キングダム、建国

          全人類に愛されたいし全人類のナンバーワンでありたいけれど、わたしには何もない。声も顔も不器用なとこも全部全部大嫌いだ。でもインターネットを少し覗けばそこには信じられないような美形が、あり得ない才能がうじゃうじゃ溢れている。 わたしがわたしである意味~~???? 認められたい、必要とされたい、愛されたいという願望は誰しもが抱えているであろうし、もちろんわたしも例外ではない。 でもこの世界には魅力的な人間がたくさんいる。わたしよりかっこよくて、わたしよりかわいくて、わたしよりお

          俺様キングダム、建国

          ちくわの中身を覗いてしまった日

          地獄を、授けようと思う。 これはわたしの人生が狂ったある日の出来事。 はるか昔、純粋な学生だったわたしは初めてセフレという概念を知り、ふと「彼女にセフレがいたら世の彼氏はどう対応するんだろう。わたしはたぶん発狂して死ぬけど案外許せる人多かったりするのかな」なんて思ってしまったのだった。 クソガキの好奇心は止まるはずもなく、迷わず検索。 そしたら出てくる出てくる、地獄のような質問の山。 しかし本番はここからで、いくつか見ていくうちに現在いるのではなく過去に性に奔放だった

          ちくわの中身を覗いてしまった日

          破滅日記1.20

          破滅した。 心が。 なーーーーーんもしたくない。 大学、思ってたよりつまらん。 遊ぶのは楽しい。寝るのも楽しい。 でも大学はつまらん。 だって勉強したくないから。 薄々気付いていたが、もう本当に向いてない。 来るべきじゃなかった。 かといって普通科高校出たばかりの世間から見て多少お勉強が出来る程度のクソガキが出来る仕事なんて何があるんだろう。がんばって公務員試験受けるくらいか? わたしはおそらく世間を舐めている。 わたしは金が欲しい。たくさん欲しい。 週末においしい

          破滅日記1.20

          この世は無常、失くすな愛情

          タイトルでご機嫌に韻を踏んでいるが全然そんなテンションのお話ではない。 めちゃくちゃ死にたかった。並みの死にたさではない。 それはもう、死にたくて死にたくて震えるほどに。 そんな、去年の冬の話。 恋人と別れた。それだけだった。あまりにバカだ。 でも当時のわたしにとってはそれが世界の全てだった。 大学進学を機に地元から離れた上にご時世のこともあり、他のコミュニティはほとんど無かったのがこれに拍車をかけていた。 恋ってそんなもんじゃないだろうか。相手の一挙手一投足に心を振り回さ

          この世は無常、失くすな愛情

          お前らへのラブレターと言えば過言なのかもしれない

          運良く大学生になれた。スマホをいじり、難しいことをノロノロ話すおじさんの声をつまみにお酒を飲んでいたら何一つ成せないままもう2度目の冬だ。なんということだろう。今年は雪がたんまり積もっているが私の後悔だってきっと負けてやいない。あまりに立派なカス人間だが、ありがたいことにこんなわたしにもお友達と呼べる人がいる。 しかし大学のお友達は中高のように半強制で毎日顔を突き合わせることがないので、会うために理由がいるのだ。友達なのに。困った。「会いたいから」で十分なはずなのにそんなこ

          お前らへのラブレターと言えば過言なのかもしれない