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任国と、連絡を取ることの難しさを感じたお話。

一時帰国してから、いろんな隊員の方と話す度に、日本にいても任国の人と上手くコミュニケーションが取れている話を聞くと、素敵だなあ、と思いながら聞いています。


さて、私はどうなのかと言いますと。

普段連絡を取る回数はあまり多くはないと思うのですが、特に先週(月曜始まり基準で書いています)に関しては、あまり上手く連絡を取ることができなかったな、と感じています。

先週はこのことも含め、自分の思い通りに行かなかったこと(特にコミュニケーションの面)が少し目立ってしまい、久しぶりに気分の浮き沈みが激しくなっていました。


因みに、一時帰国をしてから、ザンビアと連絡を取る機会は少しありましたが、私の配属先の教員養成校は、授業がまだまだ始まらない様子だったので、先生方とはお互いに特に連絡を取る用事はなく、頻度で言えば少なかったです。

生徒に関しては、「Hi Madam」といったような、気軽な感じで連絡をくれました。元気にしているかな、といった意味合いが強く、挨拶からあまり深い話には発展しない感じのやりとりをしていました。



先週、私の住んでいたザンビアのお家のことについて、私のカウンターパート(同僚)と連絡を取りました。

その背景として、ザンビアでは、再派遣の目途が立たない中、6月末で家の契約の解除の手続きが徐々に進められていたことにあります。

家の荷物の搬送作業が発生するため、家に置いてきた荷物で、特に必要な荷物をリストとして提出して、まずはどのぐらいの荷物があるのかをザンビア事務所側が把握したい、とのことでした。

そして、そのリストに基づいて、JICAカーでザンビア人のドライバーが、6~7月にかけて、エリアごとに荷物を首都に運ぶ作業を行っています。私の家の対象日は先月末、先週に行われました。


自分の知らない人が(作業を行うドライバーは完全に知らない人です)、一時帰国前にボランティア調整員さんに預けた、自分の家の鍵を使って部屋に入って、忘れかけの記憶を辿りながら作ったリストに基づいて荷物をpick upして、まずは首都まで運んでもらう、という流れは、とにかく無事に行ってもらえるのか、不安で不安で仕方がありませんでした。

そのサポートを周りに住んでいる別の先生方や、私の住んでいるゲストハウスの管理をしている方にお願いできないか(電話番号しか知らなかった)、作業の様子をWhatsAppを教えてくれないか、と言った内容をやりとりしてみました(因みに同僚は私の家の近くには住んでいません)。


このことに関して、はっきりと言ってしまえば、同僚にも他の方々についても、相手に全くメリットがないものです。私からの一方的なお願いです。

そんなこともあるのか、やはり徐々にWhatsAppでのやりとりの反応が悪くなっていきました。

日本人もそうですが、なかなか自分事にできないと動いてくれないのでは、と思ってしまいました。


また、やりとりをする上で、多少なりともストレスになるのが時差です。

日本とザンビアとの時差は-7時間であることから、ザンビアからの連絡が、ザンビア時間の17時以降になってしまうと、日本時間の24時以降になってしまい、起きていないと早くても日本時間の朝にしか返事ができなくなってしまいます。そして、その時のザンビア時間は深夜前後になってしまい、どうしても連絡スピードが落ちてしまいます。


他にも、停電が多かったザンビアで、同僚はよく携帯の充電がなくなっていたり、先週の配属先では、生徒の授業登録期間が始まっている状態だったので、忙しくなってきたのかな、なんて考えていました。

結局、私の荷物移動はどうなったのか、未だにわからない状態です。日本ですごくそわそわ、モヤモヤしながら、その日は過ぎ去って行って、今は落ち着いた状況で、その時の出来事を振り返っています。


私の荷物移動リストに書いたものとしては、実は贈り物としていただいたものが含まれていました。

荷造りをしていたときは、一時的な退避だと思い、日用品だから持って帰って、また持って来るのもな、と思ったものについては、結構置いて行くような選択をしてしまったような気がします。

ただ、日用品だとしても、大切に使っていた、贈り物にあたるものをなぜ置いてきてしまったのだろう、そんなに重くないものだったのに等、リストを作っているときに相当反省してしまいました。それらが無事なことをただただ願うばかりです。



もう1つ、言い訳になるかもしれませんが、コミュニケーションが上手く取れなかった理由として、「水星逆行」の影響、ということも考えられるのでは、と思いました。

水星逆行については、調べるといろいろと出てくるので、ここでは詳しくは書きませんが、コミュニケーションのずれ、計画のずれ、通信系のトラブル等が起こりやすく、注意が必要な時期、と言われています。初めて聞く人は、調べてみると1つの知識として面白いかもしれません。

日程的には、今日の夕方で終わったものなのですが、以前も上手くいかないことが積み重なったとき、調べてみると、まさに水星逆行の時期で、「仕方ないか」と自分に言い聞かせてきたこともありました。

今回もそのようなものとして割り切るのがいいのかな、と思ってみたり、思わなかったりしています。



今後の予定として、配属先には、JICAとしてはすぐに私が戻れないこと、そして、この先のことが明確にならないこと等が、まずはザンビア事務所から連絡が行くかと思いますが、後に私からも伝えなければならないタイミングが来るかと思います。

私からの伝え方についてはしっかり考えつつ、その時は上手く自分の状況や想いも含めて、ザンビアでお世話になった方々に伝わればな、と思っています。

今後、さらに連絡が疎遠になってしまう可能性は高いですが、せっかくザンビアでできた繋がりを大切にできたらな、と思います。


いろいろと自分の感情を書き出してしまいましたが、あまりこの出来事については、これ以上深く考えないようにして、ザンビアのことはこれからもポジティブに考えられたらな、と思っています。

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