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勉強を仕事中(業務時間中)にやることについて

こんにちは、pentaです。

この記事はイノベーター・ジャパンAdvent Calendar 2018の20日目の記事です。

私は、業務のひとつで12~3人くらいのチームのマネジメントを行っています。そのチームの中でよく出る話として、業務時間内に勉強を行っていいのかという話が上がるので今回はその話ついて考えてみました。

自分が成長したい方向への新たなスキル習得

ここでお伝えしたかったのは、業務遂行に必要な最低限のスキルの習得ではなく、自分が次のステップに進むための新たなチャンス(仕事)を掴むための話です。現状、成長の必要を感じていない人はこの話は関係ありません。もちろん、現状を維持し続けるという選択もありだと思いますので。(うちのチームもこのスタンスは認めています。)また、たまたま今のチームが子育て中の方だけを見ているチームですので、

業務遂行に必要な最低限のスキルの習得に関しては、会社やチームで面倒を見るべきだと私は考えています。なぜなら、それは採用時にスキルがないもしくは足りないことを把握して採用しているはずだからです。

そして、ここでもう一つ大事なことは、業務遂行に必要な最低限のスキルを習得したあとは、いつまでにこのスキルを習得せよなどと成長を強いてないということです。成長していきたいスキルは人それぞれですし、そのスピードも人それぞれです。

ここでは、成長していきたいけど思うようにいってない話です。

この勉強を業務時間内でという話が出るのは、だいたい評価面談や1on1のタイミングです。

もっと役割を担いたい、給与をあげたい(=役割が増える)と考えている人が自分の成長とのギャップを感じているときです。

成長のためになにか努力してるー?って聞くと、「時間がない」や「業務時間内で教わらなかった」という返答がきます。

人によってはプライベートでやらないといけないことが多かったり、家族のフォローなどで時間が限られてることは理解します。

しかし、これは宿題や勉強していないのに、テストで100点ください(評価してください)と言ってるようなものだと思ってます。

時間がないので、業務時間に勉強したいというのにも違和感があります。

時間がないのは理解しますが、それをやりくりするか今の状況に満足するかの二択です。

正直、うまく成長している人が業務時間外にどのくらい時間を使ってインプットしているのか、または業務時間内の経験だけで成長できる要領のいい人なのかは、すべては把握してません。

しかし、少なからず自分の成長にギャップがある人は、私のチームの場合は話を聞く限り勉強のやり方どうこうの前にインプット量が足りていない場合が多かったです。

結局はモチベーションの問題なのか

私はこの話が出るたび思うのが、結局はモチベーションの問題なのではないかと。

今やっていることが本当にやりたいことと、ずれているかもしれません。

仕事にしても、趣味にしても、人によってはめちゃくちゃ勉強するひともいれば、惰性でやってる人もいると思います。それはどれくらい真剣にその物事を考えているかだと思います。やってる人とやってない人ではアウトプットに必ず差がでます。

そして、モチベーションのポイントも人によっても違います。

例えば仕事だと、お金持ちになりたいひともいれば、自分の目標を成し遂げるためにやっている人もいるし、生活するためにしかたなくやってる人もいると思います。

そのためモチベーションを上げるためにみんな同じアプローチをしても意味がありません。

今回の問題で悩んでいる人は、まず、自分がどんな時に仕事に対して意欲的になるのかを把握することから始めるとよいでしょう。

今ぱっと自分が意欲的になるものが思いつかなくても、焦る必要はないと思います。その時の状況でかわることもあると思いますので、時間をかけながら探していくといいと思います。

私もたまに、「あれっ、これなんで今やってるんだっけ?」とわからなくなることがあります。そんなときは、自分のモチベーションのポイントとずれてないか立ち止まって考えるようにしています。

そして、現職ではなかなか意欲的になれない、モチベーションが上がらない場合は仕事を変えることも選択肢の一つでしょう。

「せっかく仕事するなら、嫌々ではなく楽しみながらがいいよね!」というのが私の考えです。

結論

「業務時間以外に勉強したくない」「教えてもらわないと成長できない」は、仕事が合ってないか、モチベーションが下がってるシグナル

この問題は勉強しない人がすべて悪いというわけではないです。会社やマネージャーは、できる範囲で彼らが意欲的になれる仕事や機会を提供したりサポートする必要があると思います。

うちのチームでは、+αのスキル習得のための勉強を業務時間に行ってよいとは言っていません。ただ、インプットしたものをアウトプットする機会は提供しています。

ただ、まだまだその機会の提供も十分ではないと思ってますし、チームとして成長したい人をサポートする仕組みももっと整えていきたいと思っています。

今後はもっともっと、みんながやりたい仕事をでき(もしくはやりたいことをみつけ)、満足できる対価を貰えるようなチームにしていきたいです。

次回のアドベントカレンダーは、k_yagi23です。お楽しみにー!

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