スクリーンショット_2019-09-03_20

人生の弱点、落とし穴を見破ります

〈実践鑑定論〉四柱推命学による『陰と陽』について

(A さま)初めまして。よろしくお願い致します。

性別:女性
生年月日:19●●年4月●日
時間:15:30
職業:専業主婦

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(占者)このたびはこちらの「人生の落とし穴、宿命を暴く」占いのご用命、ありがとうございます。

やりとり完了まで、どうぞよろしくお願い致します。
ご用命に際し、購入にあたってのお願い事項に沿って、
ご丁寧なご情報に感謝申しあげます。

情報を元に易神に尋ね
お取次いたしました内容をまず端的にお伝えいたします。


*************************************************************
【ご性格的なもの】
非常に繊細で洗練されたセンスをお持ちであり、他人に対して負けずぎらいの個性的な存在であり、また、情熱的で優しく、思いやりもあり慈愛の念が人一倍強く、大和撫子のような女性としての鏡と表現しても遜色ない、申し分のない素晴らしいご人格の方がほとんどです。

【人間関係】
このご性格の特徴の良い面、明るく世話好きで行動的な面が表に現れ、知り合いや友人が多く、身内などからもアテにされてしまいがちになります。そこで夫をはじめ自分以外の様々な他人の厄介ごとを知らず知らずのうちに引き受けてしまい、そうした面倒なことから逃れられず、やりたくないことまで背負っていかねばならない宿命があり、こうした宿命的側面をあたかも他人が上手に利用するがごとく、良いように使われしまいかねない形になり、結果、苦労の割に報われない思いが残るという、空回りや堂々巡りの人生にハマりやすいことが特徴的なものとなります。ご自身の中で、この報われなさから、誰からも理解されないような思いにつながると、他人をアテにしなくなり、独立独歩で、誰も信じられず甘えることが下手になり、独自の個人的感覚を尊重するあまり、孤独感を味わうことになるというような悪循環を起こしやすいのです。

【宿命的課題】
・何事も弱音は禁物であるのですが、頑固さがアダとなって他人を信用せず自らの感覚に正直すぎることで、いつの間にか対立軸を作ってしまうなどの敵を作らないよう、不必要な争いごとに巻き込まれないよう十分注意する必要があります。
・夫縁について難があり大概8割以上の人が離婚になる。特に夫が経済的な問題を抱える場合が多く、子供のために離婚をせず頑張り続けていくケースであっても家計のやりくりのみならず、通常だとその夫の借金問題を一緒になって背負いながら、精神面だけでなく場合によっては経済的にも夫の面倒を見ていくような立場になりやすい側面があります。
・精神的なストレスを抱えやすく、被害者意識に落ち込んで鬱になるなど、メンタル面で問題を抱える場合があり注意する必要があります。幸い、健康面においては基本的に大病に罹り短命になるということはございませんが、体質的には糖尿病や血圧に関する問題など、循環器系統の病には十分注意する必要があります。

*************************************************************

以上が基本的骨子になります。


ご質問があれば、お受けいたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(Aさま)こんばんは。

鑑定していただき、どうもありがとうございました。

他のところは大体当たっていると思いましたが、結婚運は良かったですね。
『良かった』と過去形になっているのは離婚したからではなく、死別してしまいました。

経済的にも問題のない理想的な夫でしたが、癌になってしまい発見された時には末期でした。
添い遂げれなかったという意味では、結婚に難があるというのも当たっているかも・・・? 

この占いは何というものですか?

*************************************************************

(占者)返信ありがとうございます。

易などの東洋思想のテーゼに「陰窮まれば、陽となる」(=つまり真逆に反転するという意味になります)があります。

例えば、【離(り)】という感じがあります。日本語には「離(=はなれる)れる」と訓読みし、その意味をとりますが、漢語では同時に「離(=つ)く〔くっつく〕」という真反対の意味が同居しており、実はその両側面として陰陽で同時に存在していると見る判断法です。

Aさまの場合は、先の判断にも添えさせていただきましたが、「通常(=つまり8割強)」は夫となる方と生別する形になり、そのケースの場合は、経済的な苦労を背負うことになるのが基本路線です。ただし、残りの2割弱は反転し、死別するけれど経済的には負担がなくなるという形に真反対になります。後講釈に聞こえるかもしれませんが、このやり取りの中でお書きになった語彙である「主婦」という言葉を通常(の文字)通りに解釈しましたが、Aさまについては、実はその表裏一体の二面性の中で、反転する方のケースであるということでご理解いただけたら幸いです。


その辺りをより正確に記する必要性があったわけです。
通常、対面などでの鑑定であれば、問診の中から消去法で対話をふまえてその事実に沿った答えを出していきます。

ただご自身においてのお言葉にもありますように、
運命学的には「夫との生死別の宿縁あり」と表現した方が的確であったということになります。
ご勘案いただけたら幸いです。

さてこの占いについてですが、「四柱推命」です。
ただし、市場に流布している推命学とは判断方が全く異なるといっていいものです。正確には、断易を根拠に置いた推命学と表現するのが正しいでしょう。


以上になります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(Aさま)質問に答えていただいてありがとうございました。

よく意味が分かりました。

なるほどと思う回答をいただき目から鱗で楽しむことができました。
占いの奥深さを知りました。
ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?