FXの雑談 その1

以前の職場で、数年間、外国為替のディーリングルームにいたことがあります。その間は、ほとんど虎の穴状態でした。

そのときは、外国為替のディーリングだけでなく、USドルの金利先物や、オプション、スワップなど、ありとあらゆる業務を同時並行でやっていました。

外国の銀行のディーラーさんとも話をすることが多かったのですが、通常は一種類の業務を集中してやるので、異常だなって笑われましたが。

なぜ、同時進行で多種の業務をやっていたかというと、

外国為替や金利先物、オプション・スワップなどのデリバティブは、お互いに影響・補完しあいながら相場を形成するので、一つの相場が動いたとき、他の相場がどう動くのかということを、実際にポジションを持ちながら実体験しろってことだったらしいです。

いろんな外国銀行や外国証券と取引があったので、毎日、とんでもない量の金融情報がFAXで入ってきていました。とうてい、全部読みきれない。

その他にもロイターや時事通信の海外情報やディーリングモニターに流れ、毎日が正に戦争状態でした。

速読ですか? 役に立ちましたね(笑)

ブルームバーグという会社の情報端末を契約していたので、ありとあらゆる金融情報を世界中から引っ張ってくることができましたし、

引っ張ってきた数値を加工して、自分独自のチャートを作ったりもしていました。まあ、それ自体は当たりませんが、周期性を学ぶってことでやっていましたね。

次回以降、そこでの話も交えて、FXでの利益についてお話したいと思います。

ちなみに、FXで勝っていたのか、負けていたのかってことですが、額は大きくないですが、いつもプラスではありました。(自慢)

勝因はなんですか?と聞かれれば、

【 勘 】って答えますね。

 えっ


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