ミニマリストも度が過ぎると信用を失うという話
昨今の経済停滞や企業の低賃金などの問題からミニマリスト的な志向が強くなっています。
特に日本ではもともと節約することが好きな人が多いことからミニマリストになる人が増えつつあります。
狭い間取りの物件に住み、モノを増やさない。食費も最低限に抑えスマホはもちろん格安プラン。
そのようにして徹底的に支出を減らし、物欲に支配されない快適な生活を送っている。
確かに無駄にモノを増やさないスタイルは素晴らしいと思います。モノを求めるほどにそれに対する需要が高くなり、誰かが忙しく働かなければなるのですから。
必要最低限にモノを抑えた生活はこれからの時代、重要になってくるでしょう。
ただ、あまりにも節約をしすぎてしまうと、人の信用を失う危険性があります。
金がもったいないからといって友人や知人の飲みの誘いを拒否しまくると、「あいつはノリが悪い」という評判が立ってしまい、誘われなくなるでしょう。
まあ酒の誘いはある程度金がかかる可能性があるので、たまに断るのはいいかもしれませんが、飲み以外の活動(あまり金がかからない)も拒否し続けるとリアルに人間関係が崩壊するでしょう。
少なくとも人との関わりにおいて、金をケチるとその損失は大きいといえます。
「ミニマリストになっても人間関係にはちゃんと金を使う!」と意気込んでいる人も節約をしまくり、金が貯まる快感を味わってしまうと人間関係にも金を出したくないという気持ちになってしまいます。
だからというわけではないのですが、ミニマリスト原理主義者になってはいけず、節約はしつつも時に贅沢をしたりしてバランスを保つことが重要です。
金を貯めることは生きていくうえで必要となる行為ですが極端に走ると人生取り返しがつかないことになります。
既に言いましたが、特に人間関係に金を出さないと信用を失います。「人間関係なんていらない!俺は一人で生きていくんだ!」と反論する人もいるかもしれませんが、人間関係を断絶すると必ず人生どこかのタイミングで詰みます。
金は適度に使っていきましょう。
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