『PENSEEの取り組み』を読んで
35人ほどのほどの社員が働く、中小企業の人事をしていています。建設業ということもあり、人材の流出は激しく、人手不足が慢性的な業界です。
いかに若手社員が働きやすく、魅力的でやりがいを感じてもらえる会社になるか?人事施策も日々試行錯誤をしています。
そんな中こちらの投稿を読み心が躍りました。
支援をされることで生き生きと働く若手社員を想像したからです。
私は社内キャリコンですが、外側からでも、企業内であってもそれぞれの立場で同じ目的を持ち、様々な支援の方法があるんだと改めて感じました。
そこで、私の会社の取り組みを紹介したいと思います。
私が入社したのは約10ヶ月前。その時は人事部もありませんでした。私が会社で初めての人事担当です。様々な施策を試していますが、若手社員に1番効果があったこと。それは、来年度の新入社員を募集する活動に参加してもらうことでした。
会社説明のパワーポイントを作り、説明会を開催しました。もちろん説明するのは彼等です。自社の良いところや仕事のやりがいをなんとも生き生きと話し、嬉しそうです。その後も上手くいったこと、反省点も自ら話し合い、みるみる上手くなっていくのです。1番良いと思ったことは、自社の良いところや仕事について深く考え、学生に伝えようと頑張ること。
当然、会社とのエンゲージメントは高くなっていきます。そして、自分たちと一緒に働く仲間集めに一生懸命です。そんな姿を会社も嬉しく思わない訳はありません。終始見守り、任せたぞ!といってくれます。若手に裁量を持たせ、自ら考え、会社のために役立っていると自覚してもらうことで、会社から離れてしまう歯止めになると実感しています。
早くも26年度卒のインターンシップは始まりました。今年はまた新しいメンバーも増え、キラキラと輝くリクルーターが誕生しそうです。
他にも、管理職を担うベテラン社員を集めた「未来戦略チーム」も立ち上げました。…が、こちらは悪戦苦闘しています。そんなドタバタを、たま次回、時間の合間を見てご紹介できればと思います。