自己紹介

放送大学の話をする前に、私自身のことについて書いておこうと思います。

放送大学にはさまざまなバックグラウンドを持つ人が集まっていることは前回も書きました。一般的な放送大学生、というステレオタイプは存在しません。個人情報はなるべく少なく開示したかったのですが、私という視点をある程度明らかにしておいた方が、この先の記事が読みやすくなるのではないかと考えました。

今の私について

2019年4月に放送大学に全科履修生として入学しました。人間と文化コースに所属しています。

1999年生まれの21歳です。社会人学生ではなく、アルバイトもしていません(アルバイトについては現在職探し中)。職業を聞かれたら「大学生」と答えます。

マイペースに履修しているため、卒業には5年くらいかかる予定です。現在は2つのサークルに所属しています。サークルの話はまた今度できたらいいなと思っています。

過去の私について

私は小学1年の途中から不登校になりました。中学校もほとんど行っていません。小学6年の1年間だけ学校に通っていました。というわけで、義務教育は9年のうち8年くらい受けていないことになります。ただ勉強は好きだったので、通信教材を利用して自宅学習をしていました。

主なきっかけはいじめによる人間不信でしたが、今思えば、聴覚過敏もあって、集団の中にいるのが苦手なことも原因のひとつだったように思います。
例えば、全校集会のときのマイクのハウリングが怖くて泣いてしまったり、休み時間のざわざわした感じに耐えられなかったりしました。
今でも聴覚過敏はあり、ノイズキャンセルのヘッドホンで大音量で音楽をかけないと電車やバスに乗れない状態です。

高校は私立の通信制高校に進学しました。青春に憧れて?週5日登校するコースに在籍していましたが、ここでも体調不良で不登校になりました。幸いレポートを提出して単位を認定してもらい、無事に卒業できました。

その後、地元の私立大学に入学します。が、1ヶ月もしないうちにまた体調不良になり授業を受けられなくなりました。
この大学はずっと前から憧れていて、正直中退するのは気持ちが進みませんでした。しかし、休学しても体調が元に戻るか怪しかったことや我が家の経済状況を考えた結果、その年の9月に退学届を出しました。

退学後三ヶ月くらい無の時間が流れます。何をしていたのか私も記憶がありません。勉強が好きなのに大学に通えなかったのが悔しくて精神的に不安定になっていました。
2018年の暮れ頃、いつまでもこのままじゃいけないと思ったので、通信制大学のパンフレットを取り寄せるようになりました。そして放送大学を選んで今に至ります。

なぜ放送大学を選んだのか

数ある通信制大学の中から放送大学を選んだ理由は大きく3つあります。

1つ目は、学費が安いこと。私の場合、両親との約束で「大学の学費は出世払い」ということになっています。将来の自分の負担を少しでも減らしたいので大学選びの際は学費の項目をよく見ていました。

2つ目は、学習センターが家から近いこと。上にも書きましたが私は電車に乗るのが苦手です。試験や面接授業のときに長時間電車に乗るのは避けたいと考え、面接授業の会場の所在地を確認しました。

3つ目、これは理解が難しいと思いますが、面接授業の会場がよくある校舎の形をしていないことです。私は不登校の経験もあって学校の形をした建物の前をあまり通りたくないと思っています。学校の建物自体がトラウマになっていて怖いのです。私が所属する学習センターは生涯学習センターの中にあるので、近づいても体調不良になりません。最終的に進学の決め手になったのはこの3つ目の理由からでした。

さいごに

以上、大学生活を語るための自己紹介でした。実は自己紹介の類いが苦手なのですがいかがだったでしょうか。
次回からは時系列に合わせて科目登録から話を進めていこうと思います。


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