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南の島でバカンス…のはずが|心配性日記

先日、人生で初めて東南アジアに行ってきました。
行き先は新婚旅行先としてよく思い浮かぶ、あの島🏝️

出発当日。
飛行機が無事に離陸し、シートベルト着用サインが消えた頃。
はぁぁ疲れた。これで旅の7割は終わった〜と思った私。

んんん?
まだ行きの飛行機の中、
しかも離陸してからたったの数分、
なんならこの後トランジットもある。

同行者はきっと、まだ旅は始まっていないとすら思っているであろう。

なぜ私が離陸後数分でこんなに達成感(またの言い方を「疲れ」)を感じているのかといえば、
旅の準備にエネルギーの120%を使ってしまったから。

外国に行こうと決断するのに
普通の人のおそらく数十倍のエネルギーが必要で、
入国書類のチェックも荷物の準備も大仕事。

そもそもビザは必要?持ち物は?治安は?気温は?予防接種を打つ必要はあったっけ?と、思いつくことを片っ端から調べ、
申請書類は提出前に5回ほど確認。
その国でのあらゆるリスクを洗い出して、
薬やら虫除けやらを買いに走る。

一通りそれらを終えると、今度は心配探し。

トランジットで次の飛行機に乗れなかったら?

入国審査に引っかかって入国できなかったら?
(引っかかる要素は何もないはずなのに。)

持ち込み禁止のものが、知らないうちに荷物に紛れ込んでいたら?
(いやいや、物が歩くわけがないのに。そんな魔法みたいなことが起こったら逆にびっくりだわ。)

何かに当たってお腹を壊して手術することになったら?知らない国の病院で??
(いや、普通薬飲めばなんとかなるでしょ。)

…などなど。

こんな調子で考えながら準備をしていて、
途中でなんのための旅なのか分からなくなってくる。

癒されにいくんじゃなかったっけ?
というか、どんな僻地にどれくらい行くつもりなのよ私。
新婚旅行先としても有名なくらいなのに、
そんな鎧を着込んでいく場所ではないはずなのよ、、。

もうこれ以上のトラブルは起きないだろうというところまでリスクを調べ切った出発前日。
大仕事を終えた心持ちで、もはや気分爽快
(自分でも謎の境地)

ここに来てようやく「ここに行きたい」「これを食べたい」「これを買いたい」を調べ始めました。

まったく、海外旅行向いてないなぁ。

準備中何度もそう思ったけど、
好奇心と恐怖心のつな引きで、今回は好奇心が勝ったんだよね。
なんだか今回は、その島に行ってみたいと思ったんだよね。

そんなこんなで、飛行機に乗る頃には疲労困憊。
でも、疲れすぎて格安航空でも爆睡できたのは逆に良かったのかも🤭

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