たぶん誰も知らない女性活躍企業認定『えるぼし』と子育て支援マーク『くるみん』
『えるぼし』と『くるみん』を知っていますか?
アイドルだと思ったあなたは、結構いい線いってます。
くるみんを検索するとゲームのキャラが出てきましたしね。
でも、『えるぼし』と『くるみん』はマークの名前です。
今回は、たぶん誰も知らない女性活躍企業認定『えるぼし』と子育てサポート認定『くるみん』について紹介していきます。
就職先に悩む女性に知ってもらいたいマーク
女性は、就職活動をするときに「結婚や出産育児」まで考えないといけないですよね。
・産休はとりやすいのか?
・復帰後のキャリアはどうなるのか?
・突発的なお休みはとれるのか?
面接時になかなか聞きたくても聞けないことがあると思います。
採用経験者として、あまり大きな声で言えませんが面接時に産休のことを聞いてくる求職者の採用合格率は低いです。
なぜなら、抜けた穴を補充するためにもうひとり採用し教育しなければいけないからです。
ひとり採用するのに広告費は何十万円もかかります、男女平等といいながらも本音では、コストがかかるので避ける傾向にあります。
「そんな・・・男女共同参画社会ってなんだよ(# ゚Д゚)」と思ったそこのあなた!
大丈夫です。就職を考えるときには次に紹介する2つのマークを探してみてください。
わざわざ面接官に質問しなくても、女性に優しい企業かどうか一発で分かるようになります。
女性活躍企業認定『えるぼし』
「えるぼし」とは、女性従業員を301人以上雇用している企業が、女性の働きやすさを整える「女性活躍推進法」に従って職場環境を改善する取り組みを行うと認定されるマークです。
「男女別の採用における競争倍率が同程度であること」や「女性の非正社員から正社員への転換実績があるなど多様なキャリアコースが整備されていること」を厚労省から評価されると認定されます。
「えるぼし」マークを取得すると、広告や名刺、求人票などに使用して女性に優しい職場アピールができます。
いまは、事業規模の大きい会社しか取り組んでいませんが、2022年(令和4年)4月1日から、一般事業主行動計画の策定や情報公表の義務が常時雇用する労働者数101人以上の事業主まで拡大されます。
ということは、みなさんの職場にも導入される可能性がありますし、取引先の名刺にマークが入っていたりするかもしれません。
男性のあなたも知っていると「あぁ、あれね」と返せて、女性に優しいインテリ男性として認定されるので、覚えておいてくださいね。
子育てサポート認定『くるみん』
「くるみん」とは、仕事と子育ての両立支援に取り組む計画をしている企業が認定を受けるマークのことです。
次の世代を担う子どもたちが健やかに生まれて育つ環境をつくることを目的として国が作った制度です。
「育児休業期間の延長」や「ノー残業デー」の導入計画などを都道府県労働局へ申請することで厚生労働大臣から認可されます。
企業が「くるみん」認定を受けると、広告や名刺、求人票などに使用して女性に優しい職場アピールができます。
いかがでしたでしょうか?
女性に優しい職場は、質問しなくてもマークで判断できるのです。
女性のキャリアは、結婚や出産育児で大きく環境変化します。
好きな仕事であれば辞めたくないですし、職場の偉い人に「就業環境」についてアレコレ聞きづらいですよね。
安心して働くためには、女性活躍企業認定『えるぼし』、子育てサポート認定『くるみん』の2つを覚えておいてくださいね。
最後に
今回は、たぶん誰も知らない女性活躍企業認定『えるぼし』と子育てサポート認定『くるみん』について紹介しました。
「えるぼし」とは、女性従業員を301人以上雇用している企業が、女性の働きやすさを整える「女性活躍推進法」に従って職場環境を改善する取り組みを行うと認定されるマークです。
「くるみん」とは、仕事と子育ての両立支援に取り組む計画をしている企業が認定を受けるマークのことです。
どちらも厚生労働省が「働きやすい企業」と認めたマークです。
女性だけでなく男性も、就職を考えるときには2つのマークを探してみてください。
わざわざ面接官に質問しなくても、女性に優しい企業かどうか一発で分かるようになります。
従業員の労働環境を良くしようと職場改善に取り組んでいる企業なら安心して働けますので参考にしてみてくださいね。
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