【場所ニューロン】16点⇒24点に!勉強場所を変えるだけで記憶力が40%もアップする
カフェで勉強している人を見かけますよね。
カフェで勉強や仕事をするのは経費で落とすためだけじゃなくて、勉強効率もUPできるからなのです。
今回は、勉強場所を変えることで、海馬にある『場所ニューロン』が活性化して記憶力が40%アップする話を紹介していきます。
場所ニューロンってなに?
場所ニューロンとは、2014年にノーベル医学生理学賞を受賞したジョン・オキーフ博士らが発見した海馬にある「場所を司る細胞」のことです。
場所ニューロンの影響で、場所を変えたり、歩いたり、移動したりすると脳が活性化し記憶力が高まるのです。
場所と記憶の関係について調べた実験
アメリカのミシガン大学の研究で、40個の単語を10分間(2回)の時間を与えて記憶してもらう実験をしました。
グループAは、1回目と2回目を同じ部屋で。
グループBは、1回目と2回目を異なる部屋で記憶してもらいました。
結果、記憶できた単語の平均数はグループAの16個に対して、グループBは24個でした。
場所を変えただけで、記憶力が40%もアップしたのです。
「場所の情報」と「単語の情報」がリンクしているので、異なる場所で記憶したほうが思い出す手がかりが増えるからと考えられています。
図書館で勉強する学生の学習効率は良い
図書館に行くと、学生がいますよね。
自宅の環境が良くないだけかも知れませんが、学校と図書館など場所を変えて勉強することは、記憶力が40%もアップするのでとても重要だったのですね。
同じくカフェで勉強している人も、学習効率を重視しているのかもしれません。
わたしは、この研究結果を知るまでは、カフェで勉強する子を見て、店の回転率下がるなぁと思っていましたが、効率よく真剣に勉強していたのかもしれないと思いなおすようになりました。
ひとつの場所にこもって勉強をするよりも、いくつかの場所を移動しながら勉強することで、学習効率が40%もアップするなら、やらない手はないですよね。
最後に
今回は、勉強場所を変えることで、海馬にある『場所ニューロン』が活性化して記憶力が40%アップした話を紹介しました。
場所ニューロンとは、2014年にノーベル医学生理学賞を受賞したジョン・オキーフ博士らが発見した海馬にある「場所を司る細胞」のことで、場所を変えたり、歩いたり、移動したりすると脳が活性化し記憶力が高まるのです。
アメリカのミシガン大学の研究では、同じ部屋で単語を覚えたAグループと、場所を移動して単語を覚えたグループBを比べた結果、移動したグループBの記憶力は40%もアップしました。
わたしたちも、自宅以外の学習スペースを探し、移動して学習してみましょう。
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