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今日は我が家にとって楽しみの日

どこで発表しようか迷ったのですが、実は、うちの娘が今日2月6日で14歳になります!

14年前の午前11時に2日半かけて、陣痛促進剤の点滴をしながら、出産しました。41週目に入っても出てこなかったので、計画陣痛で産む予定でした。

帰りにお腹の中の我が子の心拍チェックで、時々心停止することがわかり、陣痛も始まっていたので、そのまま入院で、微弱陣痛にもなったので、促進剤を使用して産みました。

その1年後、気分障害を発症し、さらには実家近くに引っ越さなければ、生活ができない状況までひどくなったので、せっかく買ったマンションを売って、実家近くの街に引っ越しました。

幼稚園は、ママさん達との接触があり、対人恐怖症も若干出ていたので、保育園に預けてはどうかと提案がありました。

夫婦双方の両親とも離れている場合で、医師が保育園入園が必要であるという判断があれば、空きがあれば中途入園の許可が出るので、一か八かで申し込んだところ、若干いちゃもんはつけられたものの、入園は許可されました。

症状がひどい時でしたから、3歳の時点でトイレトレーニングもできてなくて、保育園の先生に「まだオムツなんですか!? 」と呆れられ、泣きそうになるのを我慢しましたが、保育園でトレーニングをしてもらうことができました。

そこから、ずっと自分の病気が子どもの成長に響かないかという「後ろめたさ」を感じるようになりました。

小学校入学時も、説明会で「なるべく市販品ではなく、お母さんの手作りで」と言われ、おろおろするばかり。
算数セットを入れる手提げ袋は、市販品ではダメということで、頑張ってミシンを出して縫いました。

PTAの役員選出も、病気でどうしても人と会うのが怖くて、医師と相談の上、診断書を毎回書いて辞退願いを出す6年間でした。
(中学校は、入学時にできない理由書と診断書を出していれば6年間選抜されない仕組みになっていて助かりました)

ずっとずっと、後ろめたい気持ちはあったかも。

中学受験をすることも、バレればいじめの対象になる地域で、秘密裏に動くことはかなりしんどかったし、いじめで不登校にさせたことも、私には後ろめたさたっぷりでした。

最近、すっかり中学のお姉ちゃんになった娘は、ぼそっと言ってくれるんです。「ママがいなかったら、私はダメだった。ママの病気はうっすらわかり始めてた時期があって、どうしていいかわからかった。でもね、今はわかる。ママは、私にとってふわふわでたまには怖いママやよ」と。

「たまには怖いママ」ってところはひっかかりますが、後ろめたい気持ちでいた私の心を、溶かしてくれる言葉でした。

今はというと、ズバズバ物言いをする子に成長し、小学校時代とは違う明るい子になりました。将来の夢は変わったらしくて、「内緒や」というので、将来どういう仕事につくかは楽しみです。

今日は雨が降っていて、お天気は悪いけれど、心の中は日本晴れです。

14歳のお誕生日、おめでとう!


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