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いい発見はいいけれど、怪しげなことに流れないで欲しい

先日、ネットニュースで「うつ病の原因物質を作る遺伝子が発見された」との記事を見つけた。

記事の詳細は読んだけれど、私は医療従事者ではないし、なんともいえない。少しでも今の治療に役立って欲しいとは思う。

「気分障害」という精神疾患を持っていて、長年治療を受けている。もう寛解(精神疾患の場合は、完治とはいわない)するかもという時に、悲しいことがあって、逆戻りしたことは何回もある。

「眠れない」「なんだかわからないけれど、涙が出る」「起き上がれない」などの症状が出て、心療内科や精神科で、適切な投薬治療やカウンセリングを受ければ、時間がかかっても寛解はする。

私自身しでかしたことだけれど、まだ根付いてるのかという民間療法はある。それをしたからって、全くよくなるわけではない。

かなり発症してからしばらく経過してからの話。

たまたま見かけた「サプリメント療法」というものに、心惹かれて「これを試したら、早く治るんじゃないか」と神様にすがるような気持ちで、たくさん様々なサプリメントを買い込んだ。

結局は何も変化はなく、お金を無駄遣いしただけだった。当時の担当医に話すと「それで治るなら、医者はいらないよ」と。

だって、当時はなぜそれを飲めばどこに働きかけるかという「はっきりした根拠」がない。今、よく考えれば法律違反になることではなかったのかと思う。

サプリメント療法で何もいい結果が出ないとわかってからは、この手の治療法には興味はないし、またやる気もない。

他にも様々な療法が出ていて、自由診療でしかも高額なものが出ているけれど、これも信用していない。

最近は、地道にカウンセリングと投薬治療、そして自分でできる気軽な運動(散歩やヨガ)、やってみて脳や心が楽しめることしかしていない。しんどい時は、目を瞑って寝るか、深呼吸をしている。

医療で新たな発見がされて、その病気に対策が研究されることはいいけれど、間違えた方向ではない、そして体に安全で信頼できる療法が確立されることを祈ることにしよう。

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