【婚活振り返り】熱量を持たれることとその受け止め方

今週会社の人と会う機会が多く、note読んでるよ!という声が多かった。わお。あと昔の職場の後輩に会ったときにさりげなく「みよよはさ」って言われたけど素直にnote読んでると言ってくれい☆という風に意外と知り合いに読まれていることが分かった今週。その中でも「婚活のことそろそろ書いて」って話が意外と多かったので今日は婚活のことを思い切って書いてみる。

とはいえ相変わらず。というよりか前よりスタンスがひどくなった気がする。4月の1週目からお見合いを再開して、今まで7人に会ってきた。それとは別にもう1人会う予定があったんだけど、なぜか10時指定で駅から徒歩10分のカフェでお見合い場所をわざわざ指定してくるというワガママぶりに結婚相談所の担当者に「会いたくない」と言ってキャンセル(ちなみに基本的にお見合いは11時からと決まっており、カフェも駅近でと指定があるのです)してしまった。あとこの間書いたけど態度がひどかったので塩対応で10分で帰す。

で今日。もう1人会ってきた。今週仕事がきつかったのになぜか飲みまくってカラオケ週3で歌いまくるという謎なことをしていたので、HPのステータス状だと瀕死状態だった。私の見た目が好みだったらしくたまに目が合うと「あ、本当にかわいいです…」とにやにやされるのでずっと下を向き。しかし私の気持ちは別に考えてなかったみたいで料理が好きという話をしてみても「僕食には興味ないですね!」と言われたりとりあえず私がどう思うかはどうでもいいらしい。ただ私の顔が見られればいいらしい。

一言言わせてもらいたいが

こっちは地下アイドルじゃないんだから鑑賞用にされたって嬉しくないんだよ!一生一緒に過ごす相手を探してるんだこのやろーーーーーー

まあそれでもいい人だと信じて我慢してたんだけど、とどめに「僕コミュニケーションとかとれなくても生きられると思ってます」と謎の宣言をされて、もうこのままだとgoto棺桶だったので具合が悪いと半分本当のウソを言って30分で解散。(昨日オールでつらかったんだ!)ちなみにそのあとも1件お見合いあったんだけどもうテンション下がったので、5000円の当日キャンセル料を払って自由を手に入れた。

ってもうただのワガママ女じゃんなにやってんじゃい!我ながら婚活落第生すぎるわ

まあ今日にいたる前にもうモチベーションダダ下がりなのは気づいていて、来週結婚相談所の担当者とも面談予定なんだ。けどそれよりも役に立ったのが実はあって、それは前の職場の後輩たちの言葉だった(ちなみに彼らは私の6歳下だよ)

実は彼らと一緒だった時、私は好きな人がいた。向こうも私のことを好きでいてくれた。私は黙っていたが彼らは当然気づいていた。好きなひとと一緒になるにはいろいろな障壁が多すぎて、結局一緒にはなれなかった。割とメンタルやられた出来事だったので今のいままで封印してたし、話すこともなかったけれど、もう6年経ったしもういいやと割と正直にその時のことを話した。「どんなところが好きだったんですか?」って聞かれて、私はほほうと思った。そんなこと考えたこともなかったな。

すっごく他人よがりなところと言われたら終わりなんだけど一番惹かれたのは彼の熱量だった。

「BIG FISH」という映画をご存知だろうか?私はいろいろな人にバカにされようとあの恋愛が理想だとずっと夢をいだき続けていた。主人公の父親は母親にある日ひとめぼれをするんだけど、そこから結婚するまでのアプローチが本当に素敵で。ある日彼女の家の前を彼女の好きな花で埋め尽くしてしまうんだけどそんなに好かれたら誰でも好きになっちゃうよね、ふふ。

画像は拝借。これが彼女の家の前を好きな花で埋め尽くすシーン。

ここまではいかなかったけれど私は4か月間ふと思いついたときにずっと告白され続けていた。それだけではなく、毎日何かしら電話があって、おなかすいたーって言ったら好きなお菓子をダッシュで買ってきてくれて、村上春樹の良さを語りたいんだって言ったらその日のうちにブックオフで村上春樹の小説を揃えていた。それで4か月後私は折れたのだった。そんな話をした。

もちろん他にもいろいろあったのかもしれない。一緒にお酒を飲めたこととか、趣味が一緒だったとか話をしていていつも楽しかったとか、もともと素敵な人だなとは思っていたこととか。でも1番は何?と聞かれると本人の要素というよりかは熱量だと。本人がまったくぶれずに私に対して気持ちを伝え続けていたこと、それだけ。これって簡単なことのように見えるけれど超大変なことで、少なくとも私にはできていない。本当にすごかったんだなあって今となっては尊敬をする。

さて。こんないい思いしてよかったね!と当時思えば少しは楽な恋愛ができていたのかもしれない。だけどそこはさすがのひねくれた私だったので「若い女だったら誰でもいいんだろうな」と思ってメンタルやられたあと、すごい自信をなくしていた。そんで何を思ったのか無駄に尽くして飽きられてふられることが続く。今となってはわかる。シンプルに尽くしてほしくて尽くす人なんて見返りを求めるの見え見えで鬱陶しいよな(とはいえ一度身についたものを修正するのも難しいのだ)

そんな私だが(今後どうなるかは知らんが)私のために何でもするよという人が現れたのであった。ご飯もおいしいところに連れて行ってくれて、好きな場所にどこでも行くよ、もし一緒に住んだら毎朝ご飯作って起きるの待ってるよとまで言ってもらえた。

ええええええ今までが今までだったし、自分今ひねくれすぎて素直に気持ちを受け取れないわ

と思って今までなら勝手に怖くてフェードアウトしてたんだけど、大人になったので聞いてみたのであった。「どうしてそこまでしようとおもったの?」

そしたら「今まで一緒にいた女の人って自分が何かをやってもダメ出ししたり怒ったりすることが多かった、だからご飯おいしーって笑ってくれて、話を聞いて寄り添ってくれるのが幸せで、返してあげたいんだよ」と。
気づいたんだけどこれって、私6年前にも同じことを言われていて、たまたま6年前の話をした直近でこんなこと言われたので本当にびっくりした。

余談だけどおととい会社の人とのカラオケで号泣するという失態を犯したわたし。そんな私に上司がこんなことを言ってくれた。

「みよよは誰よりも人に寄り添えるひとなんだよ、そんな強みは誰にも持てないんだよ」

そうなのか、と思った。6年前私が年齢だけで勝手に好かれていると思ったのは大間違いできっと内面をちゃんと見てくれていたんだって気づけた。自分は年齢でしか相手に返せていないと思っていたんだけど、ちゃんと相手に返せるものがあった。今更気づけて嬉しかった。

自分で卑屈になると何でもいいわけができて本当に楽なんだ。私ってどうせ可愛くないとか若くないとかおしとやかじゃないとか。楽になるように物事をとらえようと癖づけているけど少しずつ文章をかいたりして辞めていこうって改めて決意ができた。

そしてありのままでいられたらなと思う。それって傍若無人にふるまうことじゃなくて、自分の強みをしっかりと相手に対して発揮してあげる、ということなんだ。それが相手の熱量に対してお返しができることの一歩なのかもしれないって気づけた。

わたしは熱量をピークに持っていくのが遅いから、最初から熱量でお返しできないけど焦ることはなく。自分の強みを意識して相手に使ってあげることを徹底していきたい。さて、婚活始めて1年くらいだけどそろそろ何かの結果でるかなあ。恋愛コンサルの道は長いな(本当にやるのかよ)





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