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押せない営業のへっぽこライフ 恋愛でも活きた営業での考え方とは

こんばんは!みよよです。「押せない営業のへっぽこライフ」というタイトルで、営業向いてないんじゃないか…と悩んでる人達に「こんなにへっぽこなやつでもなんとかなるなら頑張れるわ」と思って貰えるnoteを書いています🙋

いよいよ明日、現職での最終出社日。5年いたので思い出もたくさん。自分が1番学びになった、営業のスタンスって何だろう。そう考えていた先日、上司があるアドバイスを新人さんたちにしていました。

「事実と解釈を分けて考えて、文章にしてね」

ぬおー!これだ。これは確かにわたしを変えた考え方だ。ということで、「事実と解釈を分ける」ということを気を付けたら、営業も恋愛も劇的に変わったよという話を書きます。


1.ただの情緒不安定女だった自分

さて今の会社で本格的に営業を行う前。わたしは周りの女がびっくりするくらいの情緒不安定なひとでした。具体的に言うと、失恋すると会社に行けないとか言い出しちゃうくらいのひとでした。今考えたら超迷惑…

見かねた友達が紹介してくれたのはブロガーのゴマブッ子様のブログ。こちらは恋愛でしくじっている女をぶったぎるブログなんだけど、読んでいて「あれ?これ自分かな」のオンパレードでした。

恋を終わらせること【GSP】 ギャースカピー子の略。 感情を爆発させてピーピーギャーギャー言うこと。 
【綺麗売り】 ありのままの自分を受け入れる「好みの男」はいないから、 優しく、素敵で、かわいいといったプラス要素のわかりやすい、 いわゆる「綺麗な内面」を保って自分を売る「綺麗売り」が必要。 

と、まあこんな風に名言も多いゴマブッ子様(賛否もあると思うけど)が一貫して言っているのは「感情的になって相手にその感情をぶつけないこと」でした。確かに意味も分からないままぎゃーぎゃー言われたら男性も嫌ですよね…。それでも「どう直せばいいのかはぴんと来ないな」と思っていたのですが、ある転機が訪れました。


2.30を過ぎると平穏な時間が当たり前ではない

他の職種のことは知らないので何とも言えませんが、わたしのやっている営業は新規開拓がメインだったので、自分でアポ取りをしてチャンスをつかみにいくのが主。「お客様に会いに行ける元気があること」が前提です。

そんな中、営業の佳境の時期に父が癌を告知されたと連絡が入りました。

今は完治し、元気になっているのですが当時は頭が真っ白でショックで涙が止まらない日々が続きました。当時のマネージャーに相談したら、「家族の出来事はつらいよね。今は休んで」とのこと。幸い休んだ分は取り返せ、営業締め切りまであと1か月、あと10%で達成というところまできました。

しかし、今度は当時の彼氏から「別れたい」という連絡がきたのです。

今までのわたしだったら、「もう会社には行かない…」と大騒ぎしてたのですが、そういうわけにもいきません。なにせ目標まであとちょっと。
あとわたしはこの時気づいたのです。この後出来るかわからないけど結婚したら旦那さんが常に優しくいてくれる保証なんてない。そんな時に全て辛いと言って泣いてたら仕事にならない。

とりあえず辛いけど、何とかする方法考えよう!そうおもったわたしは、彼氏の話をして上司に相談してみました。

3.「事実」と「解釈」を分けること

上司に相談して指摘されたのが、上述にあった「事実」と「解釈」を分けられていない、という話でした。

ある意味わたしは妄想が大得意なので、例えば彼氏から別れたいと連絡があったシンプルな「事実」があるというのに。

彼氏から「遠距離恋愛になりそう。みよよちゃんのことは好きだけど恋愛関係としてで、結婚相手ではない。だから別れたい」とLINEがきた

え、今すぐ別れたいの?もう二度とあえないのショックーひどいわー

「解釈」が無茶苦茶だよ、相手に聞かないとわからないこともあるのにーと上司は言いました。確かに。てか今見ると怖いよ、この思考回路…色々ツッコミどころはあるのですが、例えば「今すぐ」なんてどこにも書いていない。けれどわたしは自分で勝手に解釈をして、悪い方向に自分で話を作って落ち込んでいたのです。

ふとわたしは営業でも同じ癖があるな、と気づきました。以前別の上司ですがお客様に同行してもらったときにめちゃくちゃ怒られました。理由は「お客様が質問しただけなのに、強い口調でまくし立てた」からでした。

「あんな責める口調をしてもお客さんびっくりしちゃうよ」
「でも、『この商品は〇〇が意味不明だ』って言っていたじゃないですか…否定するなんてひどいじゃないですか」
「え!否定していたわけじゃないよ!〇〇の意味が分からない、って言っただけじゃん。だからあそこは〇〇の意味を説明すればいいんだよ。決めつけちゃだめだよ」

相手から思った反応をもらえないと、「お客さんが悪い」風に解釈をして自分を安心させる。それは営業でも、恋愛でも一緒でした。だからいつも1人で悲劇のヒロインぶって、いつも同じ失敗をして前進していないということに気づき、そして恥ずかしくなりました。

そしてマネージャーはもう1つ教えてくれました。

「事実は変えられないけど、解釈は変えられる。もし嫌だなと思うことがあったら、事実と解釈を分ける。そしてなるべくいい解釈を考える。思いつかなかったら誰かに相談してベストな解釈を見つけよう」

そこでわたしは「彼氏はわたしのことを好きでいてくれて、結婚のことも少しは考えてくれた。けど、結婚には向いていないということが分かって身を引こうとしている」と解釈し直しました。そうすると「仕方ないことかもな」と気持ちが落ち着き、すっきりして仕事に集中できました。

無事目標は達成し、一方で彼氏とはお別れしました。ですが自分の中で「結婚を見据えたお付き合いをしたい」という気持ちが見えたので、婚活という新たなステップに踏み出せました。

4.営業で「解釈」をポジティブに捉え直す意味

出来る営業さんは皆「解釈がポジティブである」というのがわたしの考えです。そりゃ例えばお断り1つでネガティブな解釈していたらメンタル持ちませんよね…

上記の経験を経て、辛いことがあっても「事実」と「解釈」を分けてアポ録をとること、そして「解釈」がネガティブなものは上司に相談することにしました。その結果、メンタルが落ちることは少なくなったかなと思います。(とはいえ足は止まってしまうことはありますが…)

恋愛もそのあといいことばかりではありませんでした(ふられることの方が多かった)が、上記の考え方を身に着けた結果、そこまで落ち込むこともなく、今の旦那さんにも会えました。なのでわたしの人生を変えた考え方です。

みなさんもぜひ意識してみてください!参考までに1番わかりやすいかもと思った本のURLを貼ります。もう重い女なんて言わせないのだ。





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