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【ラボとかつれづれ】頑張っていいことってあるのかという問いに対して

こんばんは。みよよです。今日は過去の下書きを仕上げるよ。(手抜きではないぞ)

突然ですが、1年前わたしは好きだった人とお別れをしました。お仕事が1番忙しい時に舞い込んだ別れ話。
向こうの気持ちは決まっていたけれど、私は簡単に引き下がりたくなかった。別にずるずるとすがりつくつもりはなかったけれど、一緒にいて幸せだったから。とても信頼していた人だったから、最後までちゃんと向き合って自分に出来ることを話し、妥協点を最後まで見つけようとお互いに頑張った。

けれど結局妥協点はなくて、お別れすることになった。そのこと自体はショックではなかった。一緒にいると楽しいけれど、将来見てる方向はバラバラだった。学生ならまだしも私達は三十路過ぎ。ただ楽しいから一緒にいようって年でもない。お互いに分かってた。
だけど最後の言葉がほんとにショックだった。

「ねえ、お仕事めちゃ頑張ってるけれどさ、何のためにそんなに頑張ってるの?」

お仕事は私の中でとても大切にしていること。自分を輝かせてくれるもの。そう信じて頑張って、やっと自分の思う通りの結果を出せたところだった。
自分の1番傍にいてくれた人だったからら応援してくれてるってずっと信じてた。けど、それが本心だったのかーって思うと悲しかった。私は応援なんてされてなかった。むしろ頑張ることにひかれていた。1年間ずっと勘違いして、彼のこと信じていてばかみたいって思って涙すら出なかった。


とここまでを4月の時に書いていて続きが書けなかった。なぜ書けなかったのか今思い出せないけどそもそも何で人のために頑張ってるかって自分の中で答えが出なかったからかもしれない

昨日コルクラボで北海道に住むあやさんとzoomで話していた。あやさんはタロットを使いながらコーチングをしたい、けれどお金になるのか分からないって話していた。なんでタロットなの?と聞いたらタロットをやることが1番周りの人を笑顔に出来るからと答えていた。

なんて素敵な軸なんだろう。そう思ったときには「あやさんを東京に連れてきたい!!そしてみんなにタロットコーチング受けてもらうんだ!」

と勝手に決めた。

そう私は昔からこういう人なのだ。わたしはどうしても誰かがやりたいと踏み出すことは何が何でも応援したいって気持ちがあるのだ

それは私が小学生の時に自分がやりたいことを主張したら次の日から味方がいなくなったという原体験によるものだ。小学校4年生の時私は中学受験をする!と決めた。「ガラスの仮面」に憧れて演劇部に行きたかったけれど当時近くの中学校には演劇部がなかったし、もっと頭の良い人たちに会っていろいろなことを話したいって純粋にその時思った。

だけど周りには伝わらなかったようで、「異端」だと思われてバッシングを受けた。「中学受験の人は勉強で遊べないよね」と放課後仲間外れにされたし、自分の机の中のテストを勝手に出されて「中学受験するのにこの点数なんだね」と笑われ、担任の先生にも「塾で勉強しているんなら私に質問とか特にないですよね」と面談を一瞬で終了された。わたしはそんな積み重ねの中、学んだたったひとつのことは「自分のやりたいことを主張するのは生きにくくなるんだな、周りに合わせて適当にやったほうが楽なんだな」ということだった。

けど違った。勇気を出して28歳の時自分がやりたいことを実現したいと今の会社に転職した。そしたらすごい楽になった。やっぱり自分がやりたいことをやるのは責任も伴うし、悔しいこととか嫌なことは100倍くらいになったけれど自分がこうだと思える道を進むって本当に楽しい。それを小学校4年生のたった1つの失敗で、その後20年くらい自分を押し殺して生きたなんて本当にもったいないって後悔した。

だから、新たな道を自分で切り開こうとしている人を本当に応援したい。もし周りにバッシングされていたとしても私だけは味方でいたい。

周りに何を言われたって関係ない。実際に中学受験をして私は今でも付き合える最高の友達ができた。演劇部も入れた。2年間勉強して、何度も上履きがなくなっても、テストが破られても、友達がいなくなったとしても。

今振り返ると私は自分がやった選択に誇りを持てる。

もちろん自分の思うようにいかなかった。演劇部に入っても役がいつもとれる役者にはなれなかったし、その後演劇はすっぱりと辞めてしまった。だけど自分の選んだことで、やりきったから後悔はしていない。


「なんのためにそんなに仕事を頑張ってるの?」

元カレの最後の一言に私は今だったらこう返すだろう。

頑張っている人を全力で応援することが自分のやりたいことだからだよ

それは1年前は仕事だけだったけど最近コルクラボでも出来そうと思ってワクワクしている。1年後このnoteを見て私は何を感じるだろう。楽しみだな。



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