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拝啓:あの時の大学生へ 楽しく人生を過ごしていますか?

こんばんは。みよよです。今日は学びでもなんでもなく、ただ書きたいことを書くだけです。ふふふ。

先日26歳の時に働いていた職場の当時大学生アルバイトだった子から結婚式二次会のお誘いをいただきました。お前自分のことを何とかしろーいというつっこみはあると思うけどおいておいて。すごく嬉しかった。そもそも元アルバイト先の社員に声をかけてくれる優しさに感謝したし、何より私にとって、彼女を含めた当時の大学生アルバイトは教え子同然。幸せだよという報告をもらうのは私の幸せといっても過言ではない。

会社を辞める時の最後の職場での大学生達。辞めるときに送別のメッセージ集をくれて、それは今でもたまに読み返すくらいの心の支え。彼らと出逢えたことは、本当に人生のターニングポイントの1つになった。

当時の私は1年ごとにメインの職場を変わるというなかなかハードワークな人だった。そして自分の上司、私以外は全員アルバイト。自分と同じ立場の人はいない。2つ職場を掛け持ちしていたことから、基本的に自分の上司の休みの時に職場を回す立場。何とか大人っぽくしなきゃ、なめられないようにしなきゃと必死だった私…彼らのいる職場に行く前は超ぴりぴりしてた感じ悪い女だった。平気でお客さんに怒られたら逆ギレしてたもんな…恐ろしい女だ。

そんなんだから最初彼らがいる職場に行った時も最初は上司と全然合わなかったし、たぶん皆もビクビクしていた。1回出勤したら休みの上司からメールが届いていて、私への不満が箇条書きで羅列してあった。うける。(すみませんでした)

そんな自分が変わったのはみんなのたわいない話を聴くようになってから。職場にいるときに仕事の話ばかりでも場が持たないなとわたしが思い、皆どんなことを思っているんだろう?と気になって色々なことを聞いてみた。大学生ってどんなこと考えてるんだろうって興味があったのもあり。多分上司が厳選してアルバイトを選んでくれたからか、みんな自分の夢とか目標がハッキリしている子ばかりだった。将来やりたい仕事まではっきりしていなくても、「子どもに関わる仕事で子どもをハッピーにしたい」とか「世界の経済を動かす仕事をしたい」「システムを変える人になりたい」とか。本当にキラキラしていて。

ハタチの時に大学行く意味あるの?とか言って大学サボって映画見まくっていた私と大違いすぎる、すごい

そしてわたしは急に責任を感じたのだった。この子たちは私と違う!このアルバイトがつまんなくて何も得るものがないのだったら彼らの夢につながらなくなってしまう。無駄な時間を過ごさせてしまう。それはだめだ!

で色々就活とか仕事に必要なことを調べて、月1回の彼らのミーティングにそれを伝える努力をしてみたり。皆がどんな成長をしたがっているのかをさりげなく聞いて考えてみたり。どんなお仕事を任せたらいきいきとするのかなと悶々としてみたり。

で、まあそんなことしていたら自分も今の環境をでたくなって転職したというね。自分が1番得してると言われても過言ではない


そう、私は彼らのためにやってあげていると思っていたけれど、まったくの逆だった。教わっていて、助けられているのは私だった。彼らに出会うまでは私は特に夢もやりたいこともなかった。入社当時はあったかもしれないけれど、時間が経ってどんどん薄れていた。そんな自分を見破られたくないし、格好悪いところも見せたくなかった。そして自分に壁を作っていたからすごく孤独だった。

けれど彼らは立場が異なる私を信頼してくれて、将来の夢を話してくれたり仕事楽しい!って言ってくれて、私が仕事している意味を見出してくれた。その時までは年上だから頑張らなきゃいけない、とか弱みは絶対に見せちゃいけないと思っていたけれど、私がたまに弱音を吐いても受け止めてくれて、ああ別に年上だから完璧じゃなくていいのかと心の荷が降りた。その瞬間から自分のぴりぴり感がなくなって、自分も少し柔らかくなって、人にやさしく出来るようになった。今も年下ばかりの職場にいるけれど、この経験があったから肩の力を抜いて、いることが出来ている。

本当にたくさんのことを私に教えてくれて、すこしまろやかな私を創ってくれたあの時の大学生へ。最後のメッセージに「バイト先に行くのが楽しかった」と書いてくれた子たちもいて。ありがとう。みんな今も楽しく生きていますか?あの時の夢はみんな叶っていますか?新しい夢は見つけていますか?

次会う時まで。私もレベルアップしたなあと思われるように頑張り続けます。どうか皆もみんならしく生きてね。
濃い1年間、いつか小説を書きたいと思ったのはこの1年があってから。ふふ。世に出せるようにがんばろう(だせるのかな)


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