見出し画像

【日々のつれづれ】ハッピーエンドを迎えた日に感じたこと

こんばんは、みよよです。チームビルディングを書くと言っていたが気が乗らないのでまた今度(え)。

もうずいぶん昔のことに思えるコルクラボ合宿。思えば私はこんなことを書いていた。随分笑顔で前向きなことを話していた。

私は営業という仕事をやって6年。合宿の1週間後大事な営業の締め切りを迎えた。散々な営業目標の未達という結果をもって。今たぶん合宿でライフライン書いたら今の時点がテンション最低な出来事だ。

お前の努力が足りないんだと言えばそれまでだし、上司はたくさん私を励ましてくれた。何度も何度も結果はその時の運もあるからね、頑張ったことはあとにつながるからと言ってくれた。こんな未達な私でも、チームに絶対必要な存在だと言ってくれた。だけど気が晴れることは今の時点でなくて。どうしても笑ってハッピーエンドを迎えたかったんだ。

今の会社に入って4年目。初めて大きな目標を持たせてもらった。営業という仕事は別に天職だと思ってはいないし、大好きなわけでもなく。ただお客さんのためになりたかったし、今いる業界に新しい風を吹かせる手段としてはこの仕事しかないと思って働いている。けれど昨年度本当に愚直に自分の出来ることをやり続けた結果、今年度は大きな目標を持たせてもらった。とても嬉しかった。周りにめちゃめちゃすごい営業がたくさんいる中で、自分の出来ることを出来るだけ頑張ろうって思えた。

とはいえ私は人生の今後を考えると結婚をしたかったのでその出会うための準備をしつつ。でもそれもリーダーと約束して年末まででめどをつけて1月からは仕事に振り切った。1月から平日にプライベート予定を入れたのはたったの2回だけ。土日も不安で仕事をしていたからあまり予定を入れなかった。何とか達成のためにできることを考えて動いていた。

だけど年内でなんとなく厳しいと思っていた状況は変わらなかった。1月のとある日、達成が絶望的になった。頭が真っ白になった。それでも自分なりの結果は残そう、なるべく多くの数字をとろうと無理に前を向いた。けれど悪いことは重なるのか、その後数字は積み重なることなく逆にどんどん落ちていった。周りの人はどんどん数字を積み上げていく中で私だけが数字をどんどん落としていく。毎日毎日自分のふがいなさを突き付けられた気がした。

そして締め切り3日前。とどめに、また数字が落ちた。その瞬間もうこれ以上頑張れないって思った。頭が真っ白のまま最寄り駅に行ってベンチで2時間以上は泣いた。鋭いリーダーは電話をくれて「泣いているの?自分のせいじゃないんだからそもそも泣く必要がないよ」と励ましてくれた。
私の営業はこの日で終わった。頑張ろうって思えなくなった日に私の中で終わりは来たのだ。締め切りまで駆け抜けられなかった。今思えばそれが1番悔しい出来事なのかもしれない。

ちょうどその時にspotifyを聴いていて、曲がバックナンバーの「ハッピーエンド」だった。

失恋なのにハッピーエンドというタイトル。とっても皮肉。というかspotifyは神ですか。
その時の私の心情にぴったりだった。別に恋ではなく仕事だけれど、この1年を振り返ってみて、色々楽しかったことが心をよぎった。だから楽しかったねありがとうハッピーエンドでお別れだねと言いたいところだけど、そんな物分かりがいい女ではない。結果が欲しかった。なんでもいいから自分の心の中に残るものが欲しかった。それが叶わないなら最後まですがらせてほしかった。

物事を俯瞰してみるのなら、1つ失恋したから人生が終わりではないし、ぼーっとしてても次の恋は生まれて、違う好きな人が出来たときに失恋の学びが生きることはある。けれど今はあまりにも絶望をしすぎていて、次のことなんて何も考えられないし、たぶん周りの人が表彰をされるたびに私は悔しい思いをするんだろう。どれだけ後悔しても、あの時頑張ったという自負があっても、もう二度と帰ることのない日々と私のやるせなさ。こんな気持ちは初めてでちょっとびっくりしている。

悔しい思いをしたとき、どうしようもなくなったときみんなどんな風に処理をしているんだろう。今まで全然気にもしてこなかったな。それだけは進歩なのかな。文に書いたら少し落ち着いた。信頼できる人に少しずつ吐き出しながら、自分の中で内省しながら新年度からは前を向けますよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?