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続:家族になるということ

まさか続きを書くとは思っていなかったこのnote。

婚活頑張った結果将来の伴侶を見つける、という中で素直にいえーいってならない32歳独身女性のつぶやきを前回書いてみた。で、まさかの続き。

昨日彼と新居の土地巡りに行ってきた。まさかの3駅をひたすら歩くという。そのこと自体はとっても面白かった。隣の駅なのに雰囲気が全然違うし、やっぱり降りてみないと分からないねって会話も弾みながら。

だけど途中私の具合が悪くなった。頭がフラフラして気持ち悪くなり。街歩きもそこそこにファミレスでゆっくりするも治る気配はなく。彼は「僕に構わなくていいから少し寝たら?」というのでお言葉に甘えて、目の前で1時間位ねるという。で少し回復した。

「疲れが溜まっているのかな?」と言われたのをきっかけに私は超ダークな部分を吐きまくってしまった。(疲れてたんだろうな)

・家は前見たところがいい、雰囲気はあっちのほうがすき
・たくさん決めることあるけれどありすぎて疲れた。普通にデートがしたい、ゆっくりしたい
・コルクラボが楽しすぎていっぱい活動したからそれで疲れたのかも。けれど楽しいから辞めたくない

エリカ様もびっくりのワガママっぷり…どんだけー(言いたかっただけ)

正直今まで言ったら嫌われるかもと思っていたことが、疲れも相まってか今回全部出てしまったのであった。

特にコルクラボの部分。彼は休日あまり出かけないし、前話した時も全然興味なさそうだったので。そこにかなり時間を割いているということはすごく言いづらかったのだ。

だけど彼が言ってくれたのは

「活動に参加して、何か新しいことを作りあげて影響力を与えられるのはみよよちゃんのいいところ。ずっと続けたらいいよ。」

全面的に味方するよ!というスタンスだった。すごく嬉しかった。

わたしが婚活を始めたのは1つの失恋がきっかけだ。大好きだった人と一緒に生きないということが分かったショック。でもそれを上回った絶望が、「私のことを心から応援してなかった」ということが分かったときだった。自分が頑張っていたことを応援してもらえてなかったと判明したとき。わたしは自分の味方が欲しいって強く思い続けてきた。

ああこの人は私の本当の味方だって初めて思えた。今まで思えなかったのは彼がどうこうではなく、自分の態度に問題があったからだった。

自分が「こう言ったら嫌われる」を決めつけて、言いたいことをさらけ出してなかったんだ。

彼はお付き合いをしたいといったときから明確に結婚してほしいと言ってくれていた。出会う場が場だったので当たり前だったんだけど、もうこれが最後のチャンスなんだなあって何となくびくびくしていた。ちなみに出会ったときにはまったく恋愛対象外だったので(おい)、言いたいことは割と言えていたんだけど、なおさら「嫌われたらどうしよう」って思って言えないことを勝手に作っていた。

1番の理由はわたしの、心の癖。

「何かを誰かに対して与え続けていないと、その場の役に立ってなさそうで、居場所がなくなりそうで怖い」

だから私は何でも周りから「やりすぎ」と言われるくらい何かをし続けた。仕事も頼まれていないのに新人さんのお世話を焼いたり。彼に対しても、何かしなきゃって考えていたし、コルクラボも常に発信し続けていないと自分の居場所がいなくなるんじゃないかって思って、自分では気づかないうちに120%以上の力を出し続けていたんだろう。

けれど彼と話していて、彼は「私が何もしないからといって別に私と結婚するのは辞めることはない」ってことが分かった。頑張ってキラキラしているわたしも、ファミレスで1時間目の前で寝だすわたしも、急にワガママ言い出すわたしも

全て想定した上で「結婚前提でお付き合いをしたい」と言ってくれたのだった。

私はそんな彼と一緒に過ごす時間を大切にしたい。だから彼には言われていないけれど、1つ決めて約束した。

「土日どっちかは必ず空けること、しっかりお休みすること」

もしかしたらラボで行きたい土日イベントがこれからあるかもしれないけれど、しばらく行かないことにする(ZOOMは出来る、あと合宿は許可とった)。彼もラボも両方大事にしたい。これは私なりの聖なる一歩。

最後に家族になることってどういうことなんだろう?私の今なりの考え。

それは月並みなんだけどありのままを受け入れて、一緒に年をとっていくということなのかなあ。

わたしは樹木希林と内田裕也のゼクシィのCMが本当に好きで、すごく憧れていた。「結婚ってなんでしょう?」という問いに内田裕也は「ロックンロール」しか言っていなくて、ありのまますぎて笑えるんだけど、そんな内田裕也でも樹木希林は夫としておもっていて。家族ってそういうもんだろうなって。

昨日までは彼と一緒になることで変わらなければならない自分が怖かった。けれど彼と一緒になるからといって変わらなければならないことは1つもないと分かった。

自分が彼と一緒になることで変えたいと思う部分を変えればいい。


今までと仕事やコルクラボの関わり方も変わってくるかもしれない。正直少し怖い。居場所がなくなっちゃうのかもって。けれど大丈夫。きっと自分の周りの人たちは信頼できる人たち。温かく見守ってくれる。

キラキラ頑張っている自分もなまけものでポンコツな自分も受け入れてさらけ出していこう。




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