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ゆるりと振り返る海外就職 Day9〜どこにいても基本は〇〇〜

こんにちは!
先週「褒めノート」なるものを始めたきっかけになったこちらの本、ついに・・・上下巻とも読み切ってしまいました!

AIと3人の登場人物の対話形式で物語が進んでいることもあって、サクサクと手が進んでいきました。
物事の捉え方や人間の行動や心の動きが起きる仕組みなど、参考になる部分がたくさんありました!

思っている以上にたくさん思い込みがあること、「たい・たら・れば・のに」の欲求を捨てれば、より手に入ること・・・そして、そのときどき”悪く”思えることでも、後から振り返るときっと意味があること。
などなど、一度書き始めたら止まらなさそうなので、このぐらいにしておきます(笑)!
大事なところは今一度復習しながら、私も日々を生きていきたいなぁと思っています。

さて、そんな私が今週も綴る「ゆるりと振り返る海外就職」。
今週のテーマは・・・「どこにいても基本は〇〇」です。

さぁ、〇〇には何が入るかな〜?
その答えを気にしながら、読み進めてみてください!

フィリピンのオフィスで

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日本の会社を退職し、3週間ほどでフィリピン・セブへ渡った私。
土曜日の夜にセブに入り、月曜日から早速お仕事。
初日はやっぱり緊張しました・・・。

語学学校で勤めていた私は、おもに数名の日本人スタッフ(インターン生含む)と総務系の仕事をしているフィリピン人スタッフの方、フィリピン人マネージャーの方々と同じオフィスで働いていました。
一通り仕事やオフィスの説明を受けたら、インターンの先輩とフィリピン人スタッフの方に自己紹介と挨拶。

みなさんとっても陽気でフレンドリー!
なんですが・・・とにかく私は人の顔と名前を覚えるのが苦手。
「明日からどうしよう・・・」と不安になっていました。

翌日から仕事を早く覚えたいという気持ちもあって、始業30分前に出社。
そんな私の不安は一気に吹き飛びました!
まだがらーんとしたオフィスで、一生懸命復習しながら朝の業務に当たっていると、続々とみんなオフィスに入ってきます。
そう、とっても元気な挨拶とともに・・・!

「なんて気持ちが良いんだろう!」と思いました。
負けじと私も"Good morning~!"で返すと、そこからsmall talkが始まります。

インターン生活の最初の3ヶ月ほど、毎朝30分早く出勤して、元気に挨拶し、朝のsmall talkを楽しみ(*注:small talkは毎日ではありませんでしたが)・・・を続けていると、名前は自然と覚えられたのはもちろん、気づけばすっかりみんなと仲良しに!
仕事を早く覚えたくて早めの出勤を心がけてみたところ、朝からたくさんフィリピン人スタッフの方とお話できて、その時間が個人的にはすごく意義のある時間だったなぁと感じています。
挨拶ひとつから、いろいろな話題で話しかけてくれたのも本当にありがたい・・・!

インターン3ヶ月目からは、先輩の卒業で仕事が忙しくなったことに加え、次のステップである海外就職に向けた転職活動も並行して行っていた私。
転職活動が上手くいかなくて落ち込んだり、仕事が忙しくて余裕がなくなったり・・・そんなこともたくさんありました。
それでも、毎朝誰もがとびっきりの笑顔と元気な声で挨拶をしてくれていて、それだけで気分が明るくなり、みんなの挨拶に何度も救われたなぁと懐かしく思い出します。

ちなみに・・・終業後の"See you tomorrow~!"の挨拶も元気いっぱい。
その挨拶のおかげで、充実した1日だったなぁと思えるぐらいでした!

ベトナムのオフィスでは・・・?

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フィリピンからベトナムへ移った私。
フィリピンでのちょっとした成功体験を活かし、「早く出勤して、ベトナム人スタッフの方とたくさん話をしよう!」と意気込んでいたのもつかの間。
なかなか上手くいきません・・・。

ギリギリに出勤してくるスタッフさんが多かったり、時短勤務のため通常の定時よりも30分前倒して勤務していて、朝から何か話をする余裕がないスタッフさんもいたり・・・フィリピンにいた頃とは、会社のカラーや置かれた環境もかなり違いました。
そして何より・・・こちらが挨拶をしても、挨拶が返ってこない(*注:全員ではありません。後から知りましたが、ハノイの方はとっても優しいんですが、ちょっとシャイなんです!)。
何気にそこが一番心を折られたところかもしれません(苦笑)。

今日も「どうせ挨拶しても返ってこないんだろうなぁ・・・」とか思いながら、毎朝笑顔で"Good morning!"と言い、先に帰る彼女たちを元気に"See you tomorrow!"で送り出す。
そんな日々が1〜2ヶ月続きましたが、「きっといつかは何かが変わるはず・・・」と、めげずに挨拶だけは続けていました。

ある日のこと。
その日はとにかく忙しくて、案件をこなせどこなせど、どんどん仕事が溜まっていく日で、入社間もない私は大パニック。
途中で「わぁ〜もう無理!」と発狂してしまったぐらいでした(笑)。
お昼をゆっくり食べる余裕もない、パソコンの前に張り付いたままで、表情もどんどん険しくなっていたと思います。

知らないうちに定時が来ていて、定時になったことすら気づいていなかった私。
そんな私に、今まで自分から挨拶なんてしてくれなかったスタッフさんが一言、"See you tomorrow~!"と。
それでもあまりの忙しさに、私は最初その挨拶にも気づいていなかったので、もう一度聞こえるように"See you tomorrow~!"と声を掛けてくれたのです・・・!!
優しいスタッフさんだったので、今振り返ると、ずっと忙しそうにしていた私を気遣ってくれたのかもしれません。

私はこの瞬間、とっても嬉しかったです!
いまだに、その日の日記はこの出来事を書いたなぁと、思い出せちゃうぐらいに(笑)。

めげずに挨拶をし続けたことには、どうやら意味があったようです。
そして、入社直後は何かを注意したり、何かをお願いしようものならすぐに言い争いになってしまったり、挨拶もしてくれないし、何かを話しかけてもそっけないし・・・でしたが、ちょうどこの頃を境に、仕事でもお互いがお互いのことを理解しあって、上手く進むようになってきた記憶があります。

おわりに

冒頭の「どこにいても基本は〇〇」の答え、分かりましたか・・・?

ピンポーン!
はい、「どこにいても基本は挨拶」でした〜!!

もちろん、ベトナム人スタッフの方々の心を開くために努力したことは他にもたくさんあります。
でも、こちらから心を開いて挨拶を続けたことは、ひとつ大きな要因だったのではないかと思っています。

最後に、この記事を書くきっかけになったツイートをご紹介。

本当に共感しましたし、やっぱり挨拶って大事だなぁとしみじみ感じました。
海外でもし同じような状況に直面したら、めげずに「挨拶」、ぜひ続けてみてくださいね!

それでは、また来週〜♫

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